奨学金事業

ペドロとの再開

2019年のちょうど今頃、わたしはグアテマラに来て今後のプロジェクトについて模索していました。

 

その時にあったペドロという男の子。

この子をまずは自分がサポートしていこうと決め、スタートした学習支援。

コロナがあったり自分も仕事で忙しかったりで、正直この2年間当初考えていたようにはこの子と関わる音ができなかったのだけど、強力な現地の協力者がいたので今日まで継続して支援してこられました。

 

そして2年ぶりに再開したペドロ。

背も大きくなってどんどん大人へ向かって成長していることが感じられました。

2019年9月9日のブログ
ペドロへの提案

2019年10月1日のブログ
決めたこと

 

 

グアテマラはコロナ禍になってからはほとんど授業はやれていません。

ペドロは私立の学校で学んでいるので、ここでは現在は週に2回のオンライン授業で勉強を続けています。

家にはWifiがないので、いつも授業がある日は現地協力者の家に来て勉強しています。

 

今日はまだゆっくり話はできていませんが、ちょっと聞いた話では、今も低賃金で働きながら生活しているみたい。

大工屋さんで午前中は7時から12時の5時間働いてQ10(150円)だそうだ。

これでは、お昼代一食分くらいではないか。

厳しい世界だ。

子どもってだけで容赦なく低賃金で働かせされている。

 

いろいろと考えさせられる。

そして、中学校を卒業した後の進路についても話し合わなければいけない。

金曜日にペドロの家を訪問することになっているので、お母さんの話なども聴きたいし、今後どういう道に進みたいと考えているかもよく聞きたいと思います。

 

でも、とりあえずは久々の再会にとても嬉しく思いました。