奨学金事業

短期里親さんのお声

来期奨学生を決めるための長い長い選考会が数週間前に終わりました。

村の10校から学校推薦を受けてきた22名の小学6年生の中から最終選考へ進んだ6名の子どもたち。

この6名の子どもたちは能力も性格も様々でしたが、多くの人の支えによって、本プログラム始まって以来初めて、最終選考で誰も落ちることなく、6名全員が合格しました。

保護者との面談も終え、全員が中学校進学へ向けて家族の同意も得ることができ、これから私たちの団体でこの6名が中学校生活3年間で大きく成長していくサポートをしていきます。

 

この6名の子どもたちには日本からサポートをしてくださった、6名の短期里親さんがいらっしゃいます。

その中の1名の方のご感想を紹介させてください。

学生時代から国際協力がしたいと思いながらも、ずっと実現できずにいました。もちろん募金は大切だけれど、顔の見える支援がしたいと思っており、今回ちょうどよいタイミングだと思い、参加させてもらいました。いくらばかりかの金銭面で支援をさせてもらいましたが、それ以上に私自身の得るものが大きく、とても有意義な8週間でした。
トータル10週間でこれほど英語が話せるようになるのかと、咲さん達の指導力とホナス自身の努力の賜物だと思いますが、ただただ感心するばかりです。会う度に、会話がスムーズに、話す時間が増え嬉しかったです。また咲さんが5歳の息子も巻き込んでくださり、だんだんとホナスとの心の距離も近づき「ホナス君に会いたい」といつも言っています。グアテマラに限らず言えますが、「貧しい国」とか「かわいそう」といった目で見るのではなく、「僕の大好きな友人がいる国」と捉えられるようになって欲しいと願っていますし、そうなりつつあるようで嬉しく思っています。この短期里親に参加して良かったなと感じるところです。
英語が話せることで、外国の人とつながれる良さを改めて感じることができました。初回にホナスのご両親とも対面し、スペイン語でたくさんのお礼を言ってくださっているのが伝わってきました。私自身も英語だけではなく、スペイン語を話せるようになりたいなと語学へのモチベーションが高まりました。遠く離れたグアテマラの地に、大切な友人?息子?ができたようで、私も息子も2週間に1回会えるのをとても楽しみにしていました。たった8週間ではありましたが、それ以上に貴重な経験をすることができました。
今後もホナスのことを応援させてもらえたらと思っています。そして私や息子(時々、夫も)の経験や見聞を広めて行けたらと思っています。
今後も長期里親として、ホナスを応援していきたいと思っています。ここからは個人的な話になりますが…息子が生まれてから、ずっと英語を身に付けさせたいと思いながらも、英語を話す必然性やモチベーションを私自身が見つけられず、英語教育をどのようにすればいいか迷っていたところがありました。ホナスと出会えたことで、私達の世界がとても広がりました。息子に習い事をさせるつもりで、長期里親に参加することにしました。ホナスと息子、双方の未来に投資できることが嬉しいなと思っています。これからが楽しみです(^-^)よろしくお願いいたします!

グアテマラの子どもたちは、確かに日本と比べると困難の多い環境で生きていることもたちが多いものです。

でも、だからといって私はかわいそうだといって卑下する見方はしていません。

むしろ、困難の中で光り輝くモノを持っている彼らに大きな励ましをもらうのは、私なんです。

そのエネルギーをほかの日本の方にもお届けしたい。

この出会いを独り占めするのではなく、日本の皆さんと分かち合いたい。

そんな風に願って今の活動を始めました。

その思いを共感して、こうして一人ずつお仲間になってくださる方が増えていくことは心からの喜びです。

 

今月末に数名の長期里親さんを募集することになりそうです。

もし、グアテマラの子どもとたった一つのかけがえのない「出会い」をご自身の人生に迎えたいと思われるか方いらっしゃったら、ぜひ団体HPよりご連絡ください!

皆様とのご幸縁お待ちしております。