「ありがとう、さようなら」
昨夜、ベッドで横になって考えごとしていたらこのフレーズが頭に降りてきた。
この言葉を何度か心で唱えていたら、
「さようなら」
って言葉は、悲しい言葉ではなく、美しい言葉だという新たな発見をした。
すべてに終わりがあるからこそ、人は心に尊きものを得る。
有限だからこそ、儚さの中に美しさを感じる。
もう二度と、触れられず、見られず、感じられないからこそ、これまで以上の感謝が湧く。
そして、別れに対する憂いと決意が自分の生命を太くする。
「ありがとう、さようなら」
唱えたそのあとのひと呼吸、
その沈黙の中に
深い感謝と
言葉にならない切なさと愛おしさ
そして新たな息吹が
湧いてくる。
私もいつかは、この世とさようならする。
そのいつかは、明日かもしれない。
だから、いつ死んでもいい状態でいることが自分のありたい姿。
毎晩寝る前に唱えてみようかな。
自分の命に与えられた一生に一回の今日って日に、
ありがとう
と
さようなら
を。
ほら、
心がなんだかあったかいよ。
やっぱり、
「さようなら」
は悲しい言葉ではなく、
愛の言葉なのかもしれない。
私は、そう信じてみよう。
「ありがとう、さようなら」
暑いけどね…
*ちなみにブログはまださようならしない。