日々のいろいろ

オンライン家庭教師

どうして、退職してグアテマラに行こうと思えたのか。

それは、もちろんいろんな決断や考えがあったのだけれど、

「オンラインで稼ぐことができれば、現地での生活費くらいはまかなえる」と思えたから。

 

知人が去年からオンライン家庭教師で生活をしている姿を見て、

(これだったら、グアテマラでもやれるんじゃないか?)

そう考え始めたことで、リアルに渡航する自分を想像し始めました。

そして、現在こちらでは毎朝5時や夕方からの時間と週末の時間でオンラインで仕事をして、平日日中はグアテマラでの活動をするという、サイクルで生活しています。

オンライン家庭教師を始めた当初は生徒さんもいないので、一か月に2万円くらいしか稼げませんでしたが、段々と固定の生徒さんもついてきて、グアテマラでの生活費くらいは賄えるくらいになりました。

でも、この仕事は自分の生活のためではあるのですが、これはこれでとても楽しくて、自分の活動とは別の面白さがあります。

私の生徒さんは、日本、アメリカ、フィリピン、イギリスと全世界から。

これだけ様々な人たちと1対1でつながることができる世界がおもしろくないわけないですよね。

しかも、私の生徒さんはみんな内容が違い、学校の学習内容をやる子もいれば、国際理解として対話の中でいろんな世界をのぞいてみたいという子や、ただただ私とゲームをしたり1時間お話をしたりする子もいたり。

また、数か月間見ていると、日々変化していく生徒さんたちの様子もわかって、感動があります。学校でみんなと同じように行動できないと困っていた中学生とそのお母様。お母様と一緒に生徒さんのことを考えて、一緒にADHDの子どもたちのことを理解するための本を読んだりして、一つ一つ実行していった結果、最近見違えるように変化している男の子がいたり、日本語を教えている生徒さんは、段々と言葉数やボキャブラリーが増えてきたりと、少しずつ変化していく様子を見るのは、楽しいです。

また、年齢は5歳から16歳と幅も広く、各発達段階に沿った学習指導とはどんなものなのだろう?という問いを考える機会もあり、大変勉強になります。

 

こういったオンラインで働くという経験を積ませていただいたことで、今のグアテマラの子どもたちにもオンラインでみっちりと指導ができているのだと思います。

自分で活動しているグアテマラでの仕事も充実はしていますが、その陰で淡々と毎日行っているオンライン家庭教師もとても楽しく、充実しています。

 

私は、自分と出会った人には最高のものを提供する。

過去にそうできなかった自分を改め、今はそう決めています。

 

今日も、明日も、またこうして自分の仕事を愛しながら、生きていきたいと思います。