奨学金事業

プログラム開始2週間

グアテマラの子どもたちにゼロから英語を教える2ヶ月間のプログラム。

あっという間に2週間が過ぎました。

この2週間、冷静に考えるとグアテマラ人相手に結構スパルタレッスンしてきたと思います。

私のプログラムはシステマチックになっていて、習ったことができるようにならないと次へ進めないような形になっています。

ですから子どもたちは必死にくらいついているような感じです。

その中で1名、このプログラムのペースについて来られない子がいて、リタイアを決めた子がいます。

こんなにすぐに!?

とびっくりしましたが、1日で新しい候補者を探し、面談、家庭訪問、試験をして、むちゃくちゃスピーディーに欠員補充をしました。

里親さんには残念な思いをさせてしまって申し訳なかったですが、こういうことが起こるのが現実。すべてを隠さずに里親さんにお話し、新しい子どもを受け入れていただけることになりました。

そんなこんなでなんとか過ぎて行った2週間。

その間に子どもたちが学習した内容は以下のもの。

・アルファベット名前読み

・アルファベット音読み

・フォニックス「マジックe」

・1から100までの数

・代名詞(I,You, She, Weなどのこと)

・Be動詞肯定文

学習した内容を先日第1回目の成長報告会で里親さんに聞いていただきました!

(Kさんの許可をいただき、息子さんと一緒に参加していただいた成長報告会の様子を音声にてシェアさせていただきます。)

(さらっと言っていますが、busyやhungryの発音を習得するのにかなりみんな苦労しました。)

不完全さはありつつも、覚えた英語ですでにいろんなコミュニケーションが里親さんとできている姿に私も感動せずにはいられませんでした!

それから里親さんとは毎回スモールトークのお題を考えていて、初回は「My favorite things」としました。

My favorite xxx is ——.

What is your favorite xxx ?

というシンプルな文型だけ丸覚えして、単語を変えていろんなテーマで話すという活動です。

これだけでもかなりの自由なやり取りができました!

とにかく私1人が見ているのはもったいないなぁと思うくらい、感動が溢れる里親さんとグアテマラの子どもたちのやりとりでした。

もっと1ペアごとの感動を細かく書き綴ったり、1人1人の変化についても書きたいと思っているのだけれど、ちょっとこの週末はやることがありすぎてブログにまとめあげるまでできませんでした。

とりあえず今回は実際の子どもの様子や里親さんとのやりとりの様子をご視聴いただき、子どもたちが頑張っている様子を感じていただけたらと思います。

成長報告会を終え、Kさんからはこんなメッセージが。

いやぁ、今日は楽しすぎました()Diegoくん、反抗期な年齢なはずなのに、あんなに素直で。

そうなんですよ。グアテマラ人たちって、すごく純粋で素直で(よくも悪くも)、私たち日本人が見失っているものをもっている人たちなんだって私はよく思います。

グアテマラ人とつながりことで、日本人にとっても目には見えない何か大切なものを受けとる大きな機会であって、これはもはや「支援」はなく、互いに幸せを生み出すご縁なのです。そこで私はこれを「幸縁」と呼びたいと思っています。

今目の前にある8本の幸縁。

残り6週間も私はこの目には見えないけれど、必ず一人一人の心に残る幸せのご縁を信じて、8人のグアテマラの子どもたちと共に駆け抜けていきたいと思います。

もしよければこれを読んでいるあなたも、幸縁を作っていきませんか。

また改めてお誘いいたしますね!

数字当てゲーム。かなり苦戦した「13」の数字の発音もかなり上手に言えました!
アルファベットと数を習った子どもにトランプのマジックをするという斬新なアイディア!里親さんの積極的な姿勢にも驚かされます。
英語は苦手とおっしゃっていた方は、事前に英文を用意していただいたようで、子どもといろんな会話が実現しました。すでに2人の間に目には見えない温かいものを感じました。

次回の成長報告会はまた2週間後です!

よっしゃ!がんばる!