今日は、私のグアテマラ物語第2章開幕のお知らせをさせてください。
5年前、グアテマラという国は私にとって未知なる国でした。
どこにあるかも知らず、ケータイのMapで検索かけたのが始まりでした。
それから多くのものを、本当に多くのものを私の人生に与えてくれた2年という日々。
多くの涙と、笑顔と、感動と、優しさと、温もりを私の人生に与えてくれました。
協力隊の任期を終え、埼玉県に半年寄り道した後、地元に戻り小学校で働くという経験をさせていただきました。
小学校では、右も左もわからない中、周りの先生方に支えられ、1年と9か月という短い期間にもかかわらず、2年生、4年生、6年生と担任をもたせていただき、本当に多くを学ばせていただきました。
この期間私は、「Think globally, Act locally」をモットーに、置かれた場所で自分にできること、自分だからできることに力を注ごうと日々努めてきました。
グアテマラへのささやかな支援をしつつ、日本の教壇に立つ。
そうやって世界とつながっている自分がリアルに子どもと接することに意味があると信じて、グアテマラのこと、日本のこと、同時に力を注ぐんだ!と意気込んでいた1年前。
甘かった・・・。
母国の教育現場で日本の未来をつくっていく子どもたちと関われたことは本当に喜びで、気づけば、頭の中は目の前の子どものことばかり。さらに、休みなく押し寄せてくる仕事をなんとかこなすことで自分のキャパシティーのギリギリで生きる毎日。
そのうちに、グアテマラへの情熱がどんどん薄らいでいる自分。
この1年で、自分の体力も情熱も無限ではないとわかりました。
日々、その奥深さを感じる教師としての仕事。
一朝一夕で得られる知識や経験などなく、何年も続けるからこそ見える世界があり、得られる技があるこの教育者としての道。この世界にどっぷりと飛び込みたいと思う自分とグアテマラへの思いも捨てたくない自分。
私は、本当にわがままな性格です。
どちらも捨てたくない。
どちらに捧げる人生も、自分にとっては価値があると思える命の使い道。
もんもんとする日々。
日本の教育現場で働くのなら、中途半端な気持ちではやっていけないなぁ。それだと5年前のように私はまた逃げ出してしまうから…。やるからには、覚悟をもって戻りたい。
グアテマラへ行くとしても、この歳で、ひとりで、地球の裏側へ飛び込むことなんてできるのかなぁ・・・。怖いなぁ…。結婚もできないかな。
そんな自問自答を繰り返すこと数か月。
いろいろな思考、感情を通り抜け、出した答えは、日本の教育現場からは一度身を引き、数年間はグアテマラに対してやりたいと思い続けてきたことを形にするということ。
そして、また教師として日本の子どもたちのために現場に立てる未来があれば、その時はちゃんと教員採用試験を受け、腹を据えて現場に戻りたい。そんな未来を描きつつ、今は日本の教育現場から身を引くことを決めました。
そういうわけで4月からはグアテマラ物語第2章に向けて、準備をすすめていきます。
私がやっていきたい具体的なことについては、今後詳しくお伝えしていきます。
そんなグアテマラ物語2章の始まりを機に、ライン公式アカウントを新しく開設しました。
もし、今後私のことを「見守ってやろう!」というお気持ちになられたら、ぜひご登録お願いします。
私の活動のことやリアルなグアテマラのことなどお伝えしていけたらと思います。
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(協力隊時代から使っていた「Saki en Guate」の配信は終了します。)
そして、このブログも再開します。
自分の頭の思考を整理するため、
応援してくださっている方への報告のため、
いろんな人との出会いのために、
私の日々をつづっていきます。
お付き合い、どうぞよろしくお願いします。