出勤1日目。
たくさんのスペイン語と新しい情報が頭に入ってきて、オーバーヒート状態。
軽く頭がいたいです。
でも、大きな1日でした。
午前、カウンターパートのペドロさんがおうちまで迎えに来てくれて、一緒にオフィスへ。
オフィスと言っても、ある小学校の校舎の一角なので、パイロット校となる1校の見学も行いました。
実は、昨年の12月までここで前任の方が、働いていて、私は2代目の派遣となります。
そういうことで、ペドロさんから前任の方が残してくれた活動や現在の状態、これからのことなど本当に大まかでしたが、話をしました。
私からも、教育は世界を変える力があると信じていると伝え、ペドロさんもその思いを深くうなずいて聞いてくださいました。
何をやるにも彼と二人三脚になるはずなので、今後もいい関係を築いていきたい！
と思ったら、年末の人事異動で今のポジションから一教師になるらしいので、来年はカウンターパート変わるかも。笑
わお！
学校内では、いろんな興味深いものがありました。
校長先生に写真掲載の許可をいただいたので、少し紹介しますね。
まず、これが職員室。
やっぱりここにも机がない！
貴重なものを置いておくと、泥棒に入られるから、みんな何も置かないんだって。
それにしても、本当に何もない…
こちらが校長先生。
今後の授業観察の予定を立てたくて、時間割をいただけないかとお願いしたところ、それはそれぞれの先生が作ってやっているから、知らないって。
やはり、日本のシステムとはだいぶ違う。
内心、そこらへん担任任せなら仕事も少ないんだろうなぁとか思っていたんですが、かわりに体調悪い子が校長先生の横でベタベタ甘えていて、保健の先生役をやっていて、日本にはない役目が彼にはあるんだなぁと知りました。
ここには、保健室というものはないみたい。
音楽室は意外にも楽器が充実!
この学校は大きいからか音楽と体育などは専任の先生がいるようです。
台所。
ここで軽食をつくり、休み時間に子どもに配給していました。
みんなここへ食べものを取りにきていました。
今日のメニューはアトルというトウモロコシの飲み物。
低学年の子は無邪気に抱きついてきたり、声かけてくれたりと、低学年の子は国を問わず、壁がない。
癒されます。
休み時間、校内で軽食の販売もしていました。
子どもたちもお手伝い。
1ケツのチョコいちごをもらったけれど、美味しかったです(^^)
休み時間にはこんな子たちも。
子どもパトロール隊みたいなもので、玄関先や低学年の子らの遊具のそば立っていました。
こんな係があるんですねー。
仕事は基本、半日のようなのですが、10月から3ヶ月ものお休みに入るってことで、時間がないと若干焦っています。
初日から焦る必要なんてなさそうですが、以前は1日15時間くらい働いていたのにたったの5時間勤務というのは体が拒否反応をしめしますよ。
ラッキーなことに今日の午後は私の上司である市の教育長のようなポジションの方が私立学校の先生向けにレクチャーするっていうんで、行ってきました。
3時からって聞いたのに、3時に誰もいない。
部屋鍵が閉まっている。
3:10上司登場。
参加者こない。
3:30、3名くらいきた！
3:40 6人くらいになり、レクチャースタート！
これがうわさのグアテマラタイム！
85%は理解できず聞き流しましたが、読書の時間に力を入れていることとか、勉強についていけない子どもへの補習活動など、興味深い話も聞けたので、参加できてよかったです。
こちらが上司のホセさん。
アンティグアでは一度も見なかったけれど、ここでは男性も民族衣装を着ておられます。
足元の刺繍がかなり素敵！
明日は研究授業がある学校で予定されていたそうですが、なんと教師のデモ活動があるそうで、学校はお休みになっちゃうんだって。
ってことで、先生も子どもも誰もいないって。
このような日本では考えられないことがきっとしょっちゅうあるんでしょうね。
その中でも私ができることって、なんだろうと明日も問いかけ続けたいです。
