オリンピックは熱いですか?
テレビがないので、わかりません!
活動2日目の今日は、昨日も書いたとおり、先生たちがデモ活動に参加するため、学校はお休み。
日本では、禁止されている教員のデモ活動。
興味があったのでいろいろと聞いてみたのですが、今回のデモは、政府に対して軽食(グアテマラでは、休み時間に軽食を配布しているのです。)への補助が足りていないらしく、どの学校の子もこの軽食が食べられるように政府に訴えているんだとか。
公立の学校の教員はみんな参加しなければいけないらしい。
でも、朝7:30に学校に行くと、数名の先生たちがいる。
私が「デモに参加しないんですか?」とたずねると、
「体調悪いってことでお休みの許可もらったんだ。ここにいる人たちはみんな病気なのさー。」
と笑いながら教えてくれました。
中にはこんな感じで参加しない先生もいるらしい。
なんせデモを行う場所はここから車で2時間もかかるらしく、朝から晩までかかるようなので、そうなるよなーと。
でも、びっくりしたのが、参加しない先生は、学校に来て遊んでいませんよーと示すためなのか出勤時間と退勤時間に署名をしに学校へ来なければならないらしい。
しかも、参加しなかったことに対する罰金を払うらしい。
へー、とびっくりでした。
まだまだグアテマラの教育事情についてわからないことだらけだなぁ。
ってことで学校はなかったんですが、かわりにLEGOを使った障がい児教育のワークショップがあって参加しました。
LEGOを使っての自己表現活動、コミュニケーション活動などいろんな活動を紹介してもらい、私も楽しみながら学ばせていただきました。
こちらは自己表現。
1分で自分をあらわす作品づくり。
私のは自分の「咲」って名前と、単色でなく、自分の中にいろんな色をもっているって意味からこの作品になりました。
続いて、グループでの作品。
あるお題からできたものなんですが、何を表現していると思います?
正解は、
「チョウチョ」です。
おそらく正解者はゼロでしょう。笑
では、こちらは?
正解は、
「イモムシ」。
どれもかなりシュールな作品になりました。
その他にもいろいろと教えてもらったのですが、4時間という長い長いワークショップで、さすがに疲れました…
でも、こういうワークショップに参加したことで、自分もいつかこういう研修会やたワークショップを主催する側になるので、いい経験になりました。
とりあえず4時間コースのワークショップはいくら内容がよくてもしんどいことがわかりました。
ほんっと疲れたので、今日はダイレクトにお家へ帰宅。
ご飯を食べて14時。
ここからフリー。
この時間をどう過ごそうか。
自分に自問自答。
とりあえずいいお天気の下で、洗濯物。
ここでも手であらいます。
続いて、スペイン語の教材を手にしてみる。
CDつきの教材をどこでもすぐにきけるようにiPhoneに入れたく、パソコンにiTunesをダウンロードして、なんやかんやしてたのですが、うまくいかず、結局2時間くらい手こずる…
機械オンチは大変だ…
最後にグアテマラの算数の教師本を辞書を片手に読んでみる。
ここグアテマラで使われている算数の教科書は過去のJICAの方々がグアテマラと共同で作ったもの。それを広めるのが私の任務なのです。
で、その教師本のはじめを読み進めてみると、日本のボランティアたちが粉骨砕心して、このテキストを作ったことや、グアテマラの国をよりよくするためにもっと良い教育をめざそうという内容が書いてあり、今自分がここにいる理由を考えさせられました。
目の前にあるものは、過去のいろんな人の想いが形になっているもので、私はその過去の人たちが苦労しながらも、描いていた希望の未来をより具体化していくことが使命なんだなと感じました。
でも、正直まだ何ができるか本当にわかんない。
とりあえず、五感を働かせて、グアテマラの今をいっぱい感じたいと思う今日でした。
日本は夏祭りの季節かな?
浴衣きて花火みたいなー。