3月ももう終わりですね。
ということは、日本では、春!
出会いと別れの季節!
新たな日々のスタート!
なんですねー(^^)
こちらグアテマラでは、全くそんな雰囲気はありませんが、一年前の自分を思い出すと、いろんな変化がある季節なんだよなぁと思い起こされます。
さて、今日はまた私の任地、サンティアゴアティトラン自慢です。
週末、また同期の子がお友達を連れてサンティアゴへ来てくれまして、その方々と一緒に木材工芸の工房へ行って来ました。
その前に話を8ヶ月前に戻します。
任地を知るためにふらふら歩いていて、ふらっと入ったお店。
そこにはとってもかわいい木材の小物がいっぱい!
私は、そこに置いてあったアルファベットの小物入れに心を奪われた!
なんとも言えない丸みとその柔らかい触りごごち。
そして、小物入れの部分もぴったりとその文字の中に収まっておるのです。
ここの奥さんから「いつでも工房見に来ていいからね」と言ってもらってまして、やっとこさ今回の機会にみんなで行ってきました。
それがまた、期待以上に感動の嵐。
お店の奥さんの旦那さんに迎えにきてもらって、いざ工房へ!(家から3分くらいの場所にあった。)
息子さん3人とともに男4人でこの工房で毎日働かれているそうです。
いろんな木材、
いろんな機械…
始まりはみんなこんな木材の塊なんだそいです。
リアルなんだけど、どこかにあたたかみがあって、なんか職人の魂が伝わってきませんか?
私が恋に落ちたアルファベット小物入れも発見!
すごいすごい!!
一体どうやってこんな細かく、繊細、かつ正確な作業ができるのかと質問ぜめしたところ、実際の工程を少し見させていただきました。
ちなみに作業で使う機会は、別の機械を分解して自分たちが使いやすいように作りかえるんだそうです。
どのようなデザインにするかも、どの工程で作るかも、みんな頭で考えるのだそうです。
ほんっとすごい。
まさに職人。
私は昔からこういう図工系のことは大好きだったので、胸が熱くなりました!
一日中こんな風に自分の頭で描いたものを形にするというものづくりの仕事に没頭できるなんて、なんて素敵なんだ!
お父さんも自分の仕事が大好きだといっていました。
どんな仕事でも、自分の仕事に愛情と誇りをもてるものなら、幸せな人生ですね。
この工房で実際にものづくりをする現場を見せてもらって、ここの人たちを本当に尊敬した。
機織りをする人、
ウィピルの刺繍をする人、
みんな私なんかには到底まねできないすごい技を持っている。
そして、そこから作られた魅力いっぱいのものを生活の中で、使って、身につけて、なぬげない一日をより色づける。
それがこのマヤの人たちが代々受け継いできたものなんだと思うと、なんか心がいっぱいに。
そんな文化を大切にしながら暮らしているここの人たちに対しての尊敬の念が湧いてくるのでした。
グアテマラ、素晴らしい国です。
ネットではグアテマラは危ない国と言われていて、日本からわざわざ来る人は多くはありませんが、本当にすてきな国ですよ。
最近は身に付けるもの、身の回りのもの、いろいろとグアテマラ化してきています。帰国時にはいーっぱいグアテマラグッズを持って帰りたい!