心と会話

体を凌駕するもの

ブログでの報告が遅くなりましたが、無事グアテマラにつきました!

乗り継ぎのアメリカの入国審査で、なぜか引っかかって面接室に呼ばれたことくらいがプチ汗かいたとこで、それ以外は何も問題がありませんでした!(面接官がニカラグア人で、スペイン語で私にインタビューできることを楽しんでいて、やたらどうでもいい質問をされました)

すごいぞ、自分!!笑

首都についてからは、JICA事務所によって、お話を聞いてもらったり、首都のお店を少しぶらついたりすること半日。

そのあとは、いつもお願いしているサンティアゴの友人に迎えに来てもらって、一気にサンティアゴへ!

道路の舗装が進んでいて、すごく滑らかな道で、私はすやすや爆睡して、4時間弱でサンティアゴにつきました!

 

その日は、もう疲れて一歩も家から出ませんでしたが、こちらでの一番の理解者ロサと夜におしゃべりして(ロサの家に滞在しているので)、とても楽しいひと時を過ごしました。

ロサには、なんでも話ができる。

多分、自分とタイプが似ていて、いろんなことが分かり合えるし、冗談言いあうタイミングやテンポもすごく心地がいい。

グアテマラ人って、ものすごく大胆に笑うんですよ。
ガハハハッ って笑うその空気に包まれると、細かいことはどうでもよくって、なんだか楽しいなって気になる。

 

ただ、問題が。

夜、寝られない。

夜10時に普通に寝るのに、1時ごろ目が覚めてそこから頭がビンビンさえちゃうんです。

そこからは地獄。

どう頑張っても寝られないので、もうあきらめて起きてみるが、結局そこから一睡もできずに迎えた翌日のしんどさよ…。

これが2日間連続で続き、もう何も手につかないので、いよいよ薬局に行って「ぐっすり眠れる薬ください」と言ってみる。

そして与えられたのがこちら。

植物由来のやさしい薬らしい。

これを飲んで寝たところ、今日は8時間ストレートで眠れた!!

きっと今日は一日元気に過ごせるはず。

 

20代のころは、時差ボケなんて1日あればすぐに治ったものでしたが、30過ぎてからは毎回時差ボケが治るまでに1週間くらいを要します。

これが結構しんどくってね…。

やりたいことがあるのに、体がしんどいと本当にやる気にならない。

そんな風になる自分がまた悔しくて、なんだか嫌になる。

心と体はつながっているってのは、わかるんだけど、

心が体に支配されるのはなんだか情けなくって…。

体が元気だとなんでもやれる気がするのに、

体がしんどいとなんでも嫌になる…。

本当は、体を凌駕する心が欲しい。

自分の意志で体をコントロールできたらいいのにな。

精神を磨けば、そんなことができるのだろうか。

もしくは、体を鍛えたら、もっとコントロールしやすくなるのだろうか。

「しんどい時は、休めばいい。」

そうやって言ってくれる人もいるだろうし、自分もそうやって人に言うのだけれど、

それでも、自分の意志で体を動かすことができたら、すごくかっこいいなぁと思うし、本物だなぁと思います。

年を重ねるとどんどん体がいうことを聞かなくなってくることを感じます。
若いうちはもっと簡単に体がいうことを聞いてくれたのに、最近はなんだかしんどいなぁと思うことが増えてきました。

年とともに、人は、体を凌駕する何かを育てていく必要がある気がします。

それは、愛だったり、志だったり、優しさだったり。

いつかこの体が完全に動かなくなる時もくる。

その時に、私に希望を与えてくれるのは、体を凌駕した何かなのでしょうから。