5月7日に愛知県の刈谷市で開催される洲原ミュージックフェスにオンラインで参加することになったグアテマラキッズたち。
それに向けて、リハーサルや練習を行っています。
今日の午前中は、ピアニカ隊を集めて練習。
みんな1時間半くらいぶっ続けで練習。
私自身も練習はしていないためそこまで教えることもできず、子どもたちは日本の中1の男の子に撮ってもらった鍵盤の動きを見て各自練習。
今回は、パプリカを演奏するのですが、これがなかなか難しく、みんな一生懸命練習しています。
でも、新しいことを身につけようと黙々と練習する姿には、本当にエネルギーをもらいます。
私って、これがあるからやめられないんだよなぁと再確認。
傍から見ると、私はグアテマラの子どもたちに教育を提供していたりだとか、金銭的な支援をしていたりだとか、なんだか困っている人を助けている良い人みたいに見えているのだと思うけれど、実際のところは私自身がめちゃくちゃ子どもたちからエネルギーもらえるからやっているんです。
子どもたちの何がすごいって、
伸びようとする力
なんだと思います。
つまり、今の自分を超えてやろうという姿勢です。
それを人は向上心というのかと思いますが、それを持っている人のそばにいるとなんだか自分まで気持ちが前向きになります。
もし、日本でふさぎ込んでいる人やどうにも希望が見えない人がいたら、ぜひ見に来てほしい。
ピアニカ教えに来てほしい。
きっと教えた以上に与えてもらえるものがあるはずですから。
さっき、夕飯食べているときに元カウンターパートに言われたこと。
(彼の家に滞在している)
「サキは、ボランティアできていたあの若かりし頃の感じと今はちょっと違うね。あの時は、なんでもかんでもやる気満々ですごいアグレッシブだったけど、今は落ち着いたよね。だれでも、年を重ねるとともに、エネルギー量が落ちていくんだろうねぇ。」
確かになぁ。
そういわれてみると、何か新しいことを学んでやろう。身に着けてやろう。っていう、自分自身の能力を高めるための努力、最近していないなぁ。
今持っている力でそれなりにこなすことが上手になってきたのかもしれない。
だから子どもたちが学ぼうとする姿がまぶしく映ったのかも。
私にもまだあるだろうか、向上心。
己の力を超えてやろうという心意気。
いくつになっても、学ぶことばかりですね。
ご寄付いただいたピアニカが大活躍しています。
また次回も数台持ってこれたらうれしいです。
ご寄付いただける方はぜひよろしくお願いいたします。