先日、私がボランティア時代に元教育長だった方が、私を夕飯に誘ってくれました。
実は、この方とはボランティア時代の2年間、決してよい関係だったとは言えず、私はこの人とのやりとりの行き違いで、この村の先生方からめちゃくちゃ嫌われることになった過去があります。
ふんばる季節 (2016年10月のブログ)
今でも、その時のことが私の中にはものすごく残っていて、毎回新しいことをする度に、
(荒波立てないように…)
と心理的ハードルを抱えながら、いろんな負の可能性も考えながら何をするかを選択しています。
でも、あれから時はたち、ひょんなことから彼の息子に英語を教える機会ができ、2か月間私のプログラムを受けてもらっていました。
そのことをものすごく喜んでくれたみたいで、道でバッタリ私に会うや否や、「今度夕飯に招待するよ!」と誘ってくださり、先日その日が実現したのでした。
これまでの人生の中でも、良かれと思ってやったことで人を傷つけてしまったり、不快な思いにさせてしまったことがたくさんありました。
なんとか誤解を解きたい!
どうにか許してもらいたい!
と、すぐになんとかしたくて、でもなんともできなくて、気持ちがずど~んとなってしまいます。
でも、自分の心の傷も、相手の心の傷も、時が癒してくれることがある。
その時はいつかわからないけれど、不快な思いも、嫌な過去も、なにか未来の良きものにつながっているんだろうと私は信じて生きてみようといつからか思うようになりました。
元教育長にはひどいことを言われた過去があるけれども、今ここで共に食卓を囲む仲になったのであれば、それでよかったんだなと思います。
おいしいごはん、どうもありがとうございました。