サンティアゴアティトラン

ふんばる季節

For everything there is a season…

 

何事にも、季節がある。

 

いい時も、悪い時も、

泣く時も、笑う時も…。

 

今は、ちょっとふんばる季節。

 

 

あの報告書の件で、めんどくさいことになっています。

私的には、もう終わったこととして整理し始めていたのですが、そうでもないらしい。

 

あのあと、教育学区長のところに行ったついでに、なんで送っちゃったのか聞いたところ、

「サキが送ってっていったじゃないか。」

と。

 

多分、校長宛に書いた通信と勘違いしていると思うんだけれど、それを説明しても、私が言ったといいはるので、もういいやって思って、私の伝え方が悪かったねってところで落ち着いた。

しかし、この件から、教育学区長の私へのあたりも若干冷たくなっている感じ…。

 

昨日も別件で今後の活動についていろいろと提案しに行ったのだけれど、反応は厳しめ。

日本から「やりたいと思ったこと、とことんやってみればいい!失敗したらそこで考えればいい!」って励ましメッセージもらったので、そうだそうだ!と思って、意気込んで乗り込んでみたが、私の提案は想像以上に玉砕された。

全校回って、感じたここでのニーズに対応するいい案だと思ったのですが、どうも受け入れてもらえなかった。

私も下調べがまだまだ足りないのは事実ですが、いろいろと頭に描いていた来年の計画がふりだしに戻ってしまった感じ。

しかし、まだあきらめてはいない。

もうちょっと闘うつもりです。作戦立てて、もう一回出直そうと思っています。

 

今の問題は、この教育学区長と自分の関係が微妙に悪化しつつあるところ。

もう一回ゆっくり話し合いたいというのが今の私の思いです。

 

 

また、別の問題。

とにかく、この報告書の件、全教員に知れ渡っている模様。

どの学校行っても、この件の話になり、校長だけでなく先生たち全員が知っている。

噂まわるのはやいなぁ~。

でも、「気にするな!がんばれ!」っていってくれる人も結構いるのが救い。

 

今日も私のカウンターパートのところに、一人の先生がいて、

「サキがあの報告書を送ったのかい?」

と。

「違うよ。私はあれは校長先生には送りたくなかった。でも、学区長は私が送れって言ったと言っていて、みんな私が送ったと思っているから、いろんな先生が怒っていて…。」

って弁護すると、

 

「じゃぁ、これはサキのせいじゃなくて、学区長のせいじゃん!悪いやつだ!」

 

と、今度は怒りの矛先が学区長に。

 

いやぁ~、もうこれ以上話を大きくさせたくないよ~。

学区長のことを責めてほしいわけではない。

これ以上複雑になるのなら、もう私のせいにしてもらったほうがまだまし。

 

「もう過ぎたことだからいいんだよ。もう気にしないから。」

というと、

 

「いや、まだすぎていない!問題は続いている!いろんな先生がサキを誤解している!」

 

と私をかばってくれるために、怒ってくれる先生。

ありがたいけれど、ほんっともう終わりにしたい。

 

一部では、サキを街から追い出そう作戦があるとのこと。

そんなエネルギーあるなら、ぜひその力を授業の方へ使ってほしいもんだ!

 

でも、直接話をする人は、たいていの人が私の活動を理解してくださっていて、私の味方をしてくれる人、応援してくれる人、期待してくれる人にもたくさん出会えた。

だから、多分、大丈夫。

きっと、もうすぐこの件も収拾するでしょう。たぶん。だといい。笑

 

誤りのメール一件から大変大きな問題になってしまったこの件について、めんどくせーって思うのが正直なところなんですが、でも、意味のないことは、この世には起こらないと信じている。

 

この件も、必ず何かにつながっているし、未来の自分はきっとこの件があって結果的によかったと笑っていると思う。

今は、ちょっとしんどいけれどそんな希望をもってふんばりたいと思います。

 

そう、人生には希望しかない。

どんな苦しいことも、まだ見ぬしばらしい景色につながっているだけなんだから。

そうだよね?

 

 

 

昨日、この市のある先生が突然お亡くなりになり、今日はそのお葬式のために学校は早く終わりました。

前日までは普通に働いていたそうです。

多くの先生方が心を痛めていらっしゃいます。

 

人生、何が起こるかわからない。

でも、すべてのことは神様の許しの中で起きていること。

私たちにできるのは、その許しの中で日々を懸命に生きることなんでしょう。

 

最近は、気持ちがなえちゃう日も多くって、生ききったと思える一日を過ごせていませんが、いつ命に終わりがきても自分もまわりも納得してくれるような生き方をしたい。

 

思い描くような自分に、なかなかなれないけれど、その中で闘うのが、人の命のかたちなのかも。

 

 

 

 

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いろいろ頭を抱えるけれど、ここから見える湖、火山、人々の笑顔はいつだって輝いています。

 

困難だけに心を奪われず、こうやってあふれている恵み、幸せに気づいて感謝する日々、すごしたいですね!

 

 

ファイトー!