奨学金事業

備忘録:教員の給料

プロジェクトを起こすにしても何をするにしても、できる限り現地の人と協力し、人件費も現地のグアテマラ人に充てたいと思うのだけど、いったいどれくらいの賃金が妥当なのだろうか。

知り得た情報をとりあえずメモしておく。

グアテマラの公立小学校で正規で雇われた場合の教員の給料

ランク 基本給(2020年版)
A   Q4,212(約6万3千円)
B   Q5,265(約7万9千円)
C   Q6,318(約9万5千円)
D   Q7,371(約7万9千円)
E   Q8,424(約11万円)
F   Q9,477(約14万2千円)

*ランクは4年ごとに自動的に上がっていく。

 

グアテマラの私立の学校の教員の給料

学校によって異なるが、ざっくり聞いた話では、私立の先生の給料は公立の先生の給料の3分の1だと聞いたことがある。

 

学校が独自で雇っている教員の給料

配属される教員だけでは手が回らない場合、学校の先生たちが自分たちでお金を集めて教員を雇う場合がある。ある学校の例。

 

8時から12時の4時間、週5日で月Q600 (約9千円)だとのこと。

これは、ちょっと低賃金らしく、本来ならせいぜいQ800(約1万2千円)だろうと。

ものすごく優秀な人の場合、Q1000(約1万5千円)くらいが妥当だと言われた。

単純計算で一か月の平日が20日くらいだとして計算すると、

1日4時間×20日=80時間/月

となり、時給に換算すると

Q600÷80=Q7.5/時

となるので、時給約110円。

 

つまり、グアテマラの場合正規で雇ってもらえるかそうでないかによって、教員の給料もかなり差があることがわかりました。

 

ここを参考にまた、いろいろと苦手なお金の計算も進めていきたいと思います。

 

最近、お隣さんがお庭でペットのウサギを放し飼いにしているので、それを見て癒されています。きゃわいい。