奨学金事業

バネッサの言葉

昨年11月、2か月間の英語プログラムの終わりに行った「最終発表会」の中で現地サポーターのバネッサが話してくれたことが多くの日本人の心に残ったようで、今になっても数名の人から

「あの時のバネッサのメッセージは、とても印象的だった。」

と言われます。

私自身も本当に素敵な話をしてくれたなと思ったのですが、自分の通訳で伝わり切ったのだろうかと自信がなかったので、改めて過去の動画を見直し、ちゃんと日本語に訳してみることにしました。

今日は、多くの日本人の心に響いたバネッサの言葉を紹介します。

はじめに、皆さんへすべての家族を代表してお伝えしたいことは、「ありがとう」という言葉です。

なぜなら、悲しいことにこの村では、すべての子どもが学校へ行き、質の高い教育を受けることはできないからです。

「教育」というものは、子ともにとって大きな扉を開けるための道であり、多くの人が苦しまない人生を送るために、不足しているものを補うためのものでもあると思います。

この英語プログラムに参加している子供の中には、学校へ通う可能性が閉ざされている子供もいます。

しかしながら、このような機会を子供たちが得たことで、彼らはこのチャンスを生かして学ぶことができました。これによって、彼らはもともと持っていた力をさらに伸ばし、よりよきものへとその力をさらに磨く機会を得ることがことができました。

私はこのプログラムを通して、自分たちグアテマラ人こそ、自らの力でこの地域で互いに助け合っていくことが必要だと感じました。例えば、このプログラムで恩恵を受けた子供たちが、助けを必要としているほかの子どものもとへ行き、習ったことをまた別のだれかへと伝えることによって、未来への種まきをし、その種から木が育つような活動ができると思います。

ありがとうございました。

『最終発表会』の動画を見直したことで、またあの時感じた熱い気持ちと未来への決意がよみがえってきました。

 

今後も現地の人の力を借りながら、ともに活動していきたいと思います。