私、今ソロラ県のソロラ市にいるのですが、正直言ってここの街のことは元々そこまで知らないのです。
私が隊員時代に過ごした場所は、こことは違う村なのでそこまで知り合いもおらず。
でも、今、私ここの人たちにものすごくよくしてもらっているんですよ。
こんなにやさしくしてもらっていいのかな?
と思うくらい、安心して暮らせています。
まず、お世話になっているママさんのところは、平日の朝ごはんと昼ご飯を作って食べさせてくれます。
料理が上手で野菜も盛りだくさんのなのでとてもおいしくいただいています。
ここのママさんのところには、過去にたくさんのJICAボランティアがホームステイをしたり、一緒に仕事をしたりなど、たくさんの時間を日本人と過ごしてきたそうです。もちろん白石さんもその一人で、ずっと日本人との交流はあるようです。
ですから、日本人がどれだけ一生懸命グアテマラのために働いてくれただとか、つくってくれたご飯がおいしかっただとか、そういう話をよく聞かせてくれます。
また昨日、お隣さんの小さい子供に日本から持ってきた竹の風車をあげたらものすごく喜んでくれて、お返しに裏のお庭を案内してくれたり、なんとウィピル一着までもらってしまいました。
さらには、おいしいグアテマラ料理までくれちゃいました。
お話をきいていると、このご家族は、数年前にここのソロラに赴任していたJICAボランティアの方と交流があったらしく、日本人に対してとても好印象を抱いていました。
それで、多分私に対してもオープンに付き合ってくれているのかと思います。
その他の場面でも、グアテマラ人の日本人に対する印象はとてもよいことが多くて、日本人というだけで「一緒に写真をとってくれ!」と頼まれることもあったりします。
これを思うと、先人の日本人が残してきたものが、まわりめぐって今の私の生活に恵みを与えてくれているのだなぁと感じます。
きっと、これってグアテマラにいるからとか関係なく、どこにいてもどんな環境でも決して自分に与えられているものって、自分だけで手に入れたものではないんだと思います。
先人の人の努力や働き、または、別の場所で生きている人の成果の恩恵を受けたりと、ただ目に見えていないだけで、本当は自分の日常は数知れない人の功績や恵みで成り立っているのではないでしょうか。
私も今すぐに何かを残すことはできなくとも、グアテマラの人たちと過ごす中で、日本人代表として目の前の人に真心で接することができる人でありたいと思います。
そうしたら、きっと私がいなくなった後の代にも、なにかしらの恵みがグアテマラや日本の未来にあらわれるかもしれませんからね。
週末は、平日私にご飯をつくってくれる代わりに私がカレーを作りました。最近実家のカレーは、ココナッツミルクでカレーをつくるのですが、これがめちゃくちゃおいしいのでこっちでも試してみたところ、好評でした!
(写真、暗っ。)
今日は、お隣さんにいただいた超ド派手なウィピルでステイホームします!
↑パソコンでとった一枚。こんな感じでオンライン授業しています。(背景は、グアテマラの布)