つぶやき

悲しいことと温かい気持ち

昨日は、ショックなことがあり、とても悲しい気持ちになりました。

私たちが行っている子どもへの教育機会の提供というのは、聞こえはいいのですが、相手もこちらも人間であるので、うまくいかないこともたくさんあります。

人は何をきっかけに、本当の意味で自分の足で歩み始めるんでしょうか。

私たちは、機会の提供はできても、その子供自身を変化させることはできないと思っています。そんな力は、私にはないと思っています。

ただ、機会や環境があり、そこにその子の想いが重なることで、未来が、社会が大きく拓けていくんだと、私は信じています。

そんな可能性のある子どもとの出会いを求めてここまでやって来たのですが、うまくいかなかったケースもあり、逆に私がうらまれることだってあります。

 

日本の里親さんと、グアテマラの子どもたちを出会わせることは、最高の喜びでもありますが、それと同時にそこから何が生まれるかは何も保証できないのも確かで、これからもうまくいかないこともいろいろとあるんだろうなぁと思います。

少しずつ規模を大きくできそうな可能性があると共に、そうやってうまくいかない数も増えていくのかなと思うと、それは怖いもので、少し足踏みしそうです。

背伸びはしすぎず、自分の身の丈に合う範囲の中で、まずはしっかりと足を固めていきたいと思います。

 

ただ、悲しいことがあっても、それと同時に温かい気持ちを与えてくれる子どもたちや日本から協力して応援してくださる人もいることを忘れなくないと思います。

100点満点は無理ですが、60点、70点の中から、大きく広がる未来が、この先にあると信じて地道にやっていきたいなと思うのでした。