日々のいろいろ

桜木先生とカリスくん

私を直接知っている方は、ご存じの方も多いかと思いますが、私は、テレビというものをあまり見ません。

昔は、テレビっ子でしたが、高校生でバスケに忙しくなり、さらに寮に入ってからはテレビを見ることがほとんどなくなりました。

今も、NHKのニュースをちょっと見るくらいで、ほとんど見ない私ですが、久しぶりにこれだけは見たい!と思って、全話見切ったドラマがあります。それは、

「ドラゴン桜」

先週最終回だったのですが、ラストまでよかった。

こういう学園ものみると、またあの教壇に立ちたいという心が沸き上がってくる。
ああいう、熱い気持ちになれる場所、大人になったらなかなかない。

でも、学校という場所はいつだって青春だ。

それがスポーツかもしれない、恋愛かもしれない、勉強かもしれない。

捧げるものは、人それぞれだが、学生はすぐに何かに夢中になれる。

そんな若者と一緒に時を過ごせる先生って、やっぱりいいよな。

 

ドラゴン桜では、いろいろと感じるものがあった。
勉強の仕方についてもそうだし、
桜木先生の生き様も。

桜木先生の快活な一言一言になぜ心を打たれるか?

それは、相手を傷つけることを恐れず、真実だけを言い放つからだと思う。

その裏には、「こいつなら、大丈夫。自分の力で這い上がれる。」

という信頼という愛があるからだ。
私は、子どもにも保護者にも「傷つかないかな。」と恐る恐る関わってしまうことがあるので、まだまだ尻が青い。

個人的に藤井君の変容ぶりにも涙が出そうになりました。

人って、変わるんだなぁ。
本当に大切なものは、自分自身で見つけていくんだなぁと。

めっちゃ嫌な役だった藤井が、最後はものすごく好きになりました。

 

それから、もう一つ。
このドラゴン桜を見て人生を変えたという韓国の天才少年カリスくんのことをYoutubeで見ました。

多分、彼のことはじめの3分だけで判断したら

「こいつ、マジでナルシストやな。嫌な奴だ。」

そう、思うでしょう。

でも、最後3分を見ていただきたい。
日本人に対する強烈なメッセージがあり、ひどく共感しました。

「できないできない が口癖の傷のなめ合いがしたいだけの思考停止」

これ、すごくないですか。
日本人の同調主義をものすごくシンプルな言葉で言い当てている気がします。

私もそうですが、「いや~、わたしにそんなことできませんよ~。」

なんて言っていた方が、謙遜な感じがして、荒波も立たなくって、安全安心な気がする。

でも、これって、傷のなめ合いして、考えること、行動することやめましょう!一緒にやめればこわくない!

っていうことでもないか?

日本人の団結力というもの、空気を読む力というのは、すばらしい力でもある。

でも、それを間違った方向へ使ってしまったら、自分の人生を生ききれないと思う。

カリス君の言葉、私はぐさぐさきましたね。

ぜひ、Youtube見てほしいです。1か月限定で番組の内容を配信しているようです。

16歳で東大合格!リアルドラゴン桜・カリスとは?!林修が迫る!