私が20万円払って、参加した5期ボーダレスアカデミー。
ずっとこのテーマで記事を書きたいと思っていたのに、今日まで全然書けなかった私。
というのも、インパクトがでかすぎて、文章にまとめられる気がぜす、ちょっと後回しにしてしまったのである。
でも、今回担当者さんが5期の卒業生の声をサイトで紹介するために、私にお声をかけてくださったので、簡単にアカデミーで学んだことを150字にまとめる機会がありました。
濃すぎた2か月間を150字でまとめる作業は非常に難しく、絞りに絞って、このような表現になりました。
<アカデミーを終えて>
アカデミーで得たものは、社会起業家の方々との関わる機会、想いをカタチにする勇気、切磋琢磨し合った仲間たち、そしてたった一つしかない人生をどう生きるかという問いに対して考え抜く時間でした。知識も経験も人脈もない私にとって、それらは人生に強烈なインパクトを与えてくれました。私も早くインパクトを与える側になるために、行動します。
今日は、この150字に入りきならなかった情報と思いをこちらに書きたいと思います。
まず、社会起業家の方々との関わる機会について。
このアカデミーの特徴でもあると思うのですが、現在すでに社会課題をビジネスで取り組んでいらっしゃる社会起業家の方々のお話をたくさん聞くことができます。
その聞くという機会は2種類あって、1つはこれまでにアカデミーで開催された講座の動画を視聴する方法。
10名以上の方のビデオを視聴できるのですが、ビデオ越しにものすごく一人一人の起業家さんの情熱が使わってくるものばかりです。
自分の知らなかった世界やアイディア、方法。そういったものをビデオで見ることができます。
「でも、ビデオってなかなか一人で見られないよね。」
そんな私は、有志が参加できる動画視聴会に参加していました。そこでは、同じ時間にその動画を見て、最後にみんなで感想を言い合う会です。
実は、動画がありすぎて、まだすべてを見られていない私。アカデミーを卒業した後も、しばらくは視聴できるので、期限内に見たいと思います。
もう1つの起業家さんとのつながりは、1on1で会話ができる機会です。
アカデミーにいる2か月の間に(実際には、最後の1か月につまっていますが)、社会起業家さんに自分のプランを聞いてもらえる機会が4回あります。
しかも、その1回のうちに2~3名の方とお話できるので、トータル10名以上の方に私のプランを聞いていただき、率直な意見をいただきました。
私なんて、これまで税金でしかお給料をもらったことがなく、組織の一員としてさえいれば、どんだけ文句垂らしたとしてもお金はもらえていました。
だから、ゼロから何かを生み出し、お金が回る仕組みを作るなんて、本当に知識も経験も人脈もゼロ。そんな私が一気にすごい起業家さんと生でお話できるなんて、これ本当にすごいいことだと思います。
中でも、やっぱりボーダレス代表の田口社長の言葉には、本当に助けられ、背中を押してもらいました。
正直、ボーダレスジャパンについては、それまでは勝手なイメージで
「いいことしてます感があって、近寄りがたい。」
って思っていましたが、内部の方々と直接関わってみると、この人たちは本気で社会を変えたいと、情熱をもって行動しているのだということが、痛いほど伝わってきました。
以前ブログにも書きましたが、社会起業家さんの言葉でものすごく私はインパクトを受けましたし、それによって自分の興したい事業内容も大きく修正されました。
そんな講師陣の方々が見られるサイトはこちら。
続いて、想いをカタチにする勇気について。
みんな、心の中ではいろいろ思っていることが人それぞれある。
「なんか、これっておかしくない?」
でも、その思いと正面から向き合って、行動していくのって、実は簡単じゃなかったりする。
人と違う行動するのには勇気がいるし、
こんなこと感じているの自分だけ?
自分だけが動いたってかわらなくない?
そんな風に思ってしまって、行動できない私たち。
でも、アカデミーでは、「行動する」ことの意義を教えてくれた気がする。
一番最初に田口社長が話してくれた「三遊間」の話が印象的。
社会を野球のグランドに例えてみると、いろんな人がいろんなポジションで自分のエリアを守っている。でも、社会には、ポジションがあいまいなエリアがあって、見放されている場所があり、そこに社会課題がある。お金にならないものは一般の市場では、だれも手をつけない穴となるが、そこを守る人がいないと、どうしてもこぼれていく人たちがいる。だからこそぼくたちは、それぞれの人生の中で出会った三遊間を守っていこうじゃないか。と。
(ちょっと言いっぷりは違った気がするけれど、私の中ではこういうメッセージでした。)
この言葉は私に勇気をくれました。
海外の教育支援なんて、もうたくさんの人がやっているし、私がやる必要なんてないんじゃないかって思う気持ちもありました。でも、グアテマラの村では、実際に学校へ行けなくて困難を抱えながら生活している子どもとその家族がいることは事実で、そこを守る日本人が一人くらいいてもいいんじゃないかって。
そう思うと、ほかの人がやっていないからこそ、動く意味があるんだと思えました。
私は、私の見つけた三遊間を守っていく。
お次は、切磋琢磨し合った仲間たちについて。
今回5期のメンバーは14名。6期は、50名近くいたらしいので、少数精鋭なんだとか。
14名が取り組みたい社会課題は、さまざまでアフリカの生活改善から海洋プラスチック問題、障がい児さんの社会とのつながり、日本の子どもの問題、動物の命のことなど、本当多種多様なものでした。
アカデミーでは、グループを作って何度も何度も互いのプランに対してディス うカッションをするのですが、意見を交換し合う中で、私の人生の中では、考えたこともない社会課題のお話をたくさん聞かせてもらい、大変勉強になりました。
問題は違えど、それぞれの思いを形にして社会をよくしていきたいという熱い思いを持った人たちで、その中で一緒に勉強できたことはとても精神的に励まされました。
みんな私と同じで、知識も経験も能力も凡人ですが(失礼ですみません)、そんな凡人でさえもみんなで励ましあったら、なんか無敵に思えました。
仲間って、大切なんだ。
同志って、こんなに心強いんだ。
と、改めて思いました。
この5期のメンバーとは、卒業後もつながっているので、今後も互いに切磋琢磨し合っていきたいです。
最後に紹介するのは、たった1つしかない人生をどう生きるかという問いに対して考え抜く時間です。
アカデミー生の間に、何度も問いかけられる言葉。
「結局、あなたは誰の何を助けたいの?」
もう、本当にこればかり。
もっとシンプルに言えば、
「あんたは、その1つの人生の中で何をしたいんだ?」
そんなことです。
人生は、1つしかない。
でも、日本の生活は忙しすぎて、そんな重大な問いと本気で向き合う時間をとっている人って、どれくらいいるだろう?
少なくとも、こんなに具体的に、ここからの人生をどう使っていくかについて考えたことはなかったと思います。
確かに、こんな風に生きていきたいな。
とは、よく考えますが、もっと具体的に、「で、具体的に、なにをどうしたいの?」と、やりたいことを具体的に誰の何を、その相手の顔と未来の映像がリアルに浮かぶレベルまで問い詰めてはきませんでした。
アカデミーでは、2か月間、ひたすらこの人生の最大の問いと徹底的に向き合います。しかも、空想上のファンタジーのお話ではなく、「マジで何する?」っていう、超具体的なレベルで。
この問いに答えたいという一心で、いろんな人にヒアリングをしたり、現地の状況を調べなおしたりと、行動することをためらわずに続けられました。
たった1つ、与えられた私のこの命。
何に、捧げるか。
その時間をどう使うのか。
そんな熱い話を、だれも恥ずかしがらずに堂々と同志とメンターと共に語り合えた時間は、本当に私の今の行動する原動力になっています。
他にもボーダレスのすごいと思うところはたくさんありますが、今日はここまでにしておこう。
つい先日、6期が始まったそうです。5期の集中講座で一緒だった方が、6期に参加しているようなので、その方を応援していくとともに、先輩アカデミー生として常に行動し続ける姿をお見せしていきたいと思います!
私も早くインパクトを与える側の人間になりたい。
さて、今日も動くぞ!