グアテマラとのつながりを探る旅

ヒント6 マリオからの情報

昨日アナ(先生の方の)からもらった情報で、すべての生徒が奨学生という公立の学校を卒業したというマリオに話を聞きに行った。
 
アナの言う通り、マリオはチマルテナンゴという場所にある公立高校Pedro Molinaを卒業したそうだ。
 
そこの学校も入試があり、受かった生徒は授業料なし、高校からは寮生活で食事もタダ。
 
マリオはとても記憶力がよく、当時の話をとても細かく教えてくれた。
 
★入試について
 
一週間かけて、いろんな教科の試験が行われる。
その期間は、学校の寮に滞在できるので、食事や宿も与えられる。
 
合格の基準は、3つあるらしい。
 
学力、
運動能力、
経済状況。
 
この3点が考慮され、合格者が決まるとのこと、
 
つまり、学力がいまいちでも、運動能力にたけていたり、
 
学力や、運動能力が人並みでも、経済状況を見たとき、奨学性として人物的に値する場合は合格するんだとか。
 
試験は、11月に行われ、12月に合格通知。 1月から授業スタート。
 
★学校生活について
【一日の時間割】
6-7時 朝食
8-12時 授業
12-13時 昼食
14-16時 授業
16-18時 外で遊んだり、畑の農作業
18-19時 夕食
19-21時 自習
22時  消灯
 
この時間割の特徴としては、普通の学校は午前や午後のどちらかしか授業がないのに対し、ここでは日本のように丸一日授業がある。
さらには、学校に大きな畑や家畜を世話するところがあるらしく、農業実習も日常の中に含まれているらしい。
 
また、基本的にはみんな寮で生活しており、5人一部屋で生活するんだって。
全国から集まったもの同士の共同生活から、いろんな人がいることを学び、人との関わり合いを学び、教室では学べない、自分の人格を磨くことができたと言っていました。
 
 
 
昨日アナが言っていたENROという学校は、中学校レベルから全寮生活で食費も宿もタダ。
マリオのPedro Molinaという学校は、中学は授業料はタダだけれども、どこか下宿先を探さなければいけないので、ここにはお金がかかる。
 
どちらの学校も聞けば聞くほど、魅力的。
 
 
さて、情報はかなり集まってきた。
ここからは、どのようにペドロに対して、選択肢を提案するかをまとめましょう。
 
 

 

とても穏やかな人柄から、かなり年上なのかと思ていましたが、私のたった4つ上でした。

 

いやぁ、世の中には尊敬できる人生の先輩がたくさんいてありがたいです。