グアテマラとのつながりを探る旅

青い空の会の活動 その2

「青い空の会」のもう一つの活動は、女性自立支援活動。

 

小さな村に住む、女の子たちが自立して収入を得られるように、作業場をかまえてカードづくりや裁縫を学び、収入を得る支援をしています。

 

 

 

そこでできた商品を売っているのが、フェアトレードブランド「セミージャ」。

ちなみに、セミージャというのは、「種」という意味。

ここでは、村の女の子たちがつくった商品と、内職で織物やビーズで作る小物の商品、そしてグアテマラの民芸品が売られています。

(9月いっぱいまで、お休みするそうですが、興味があったら10月以降になにかほしいものがあれば注文してみてはいかがですか?)

フェアトレード セミージャ

 

まず私が見させてもらったのが、女の子たちが作業所で働く姿。

 

 

ある日は、村で刺繍が得意なおばさまが来て、女の子たちに刺繍を指導していました。

 

 

この刺繍が、ブラウスやコースターになって、彼女たちの収入になります。

 

 

また、知り合いのおばさまたちに日本で売るための商品を特注して、ブックカバーやしおりをつくってもらっていたのですが、これがめちゃめちゃかわいいのです!

 

 

 

 

グアテマラで染めた糸、おばさまたちの手で一つ一つ織られたこれらの商品は、グアテマラの文化と愛がつまっている、最高の一品!!

 

大量生産・大量消費の社会で生きる私たちにとって、こういう商品は本当に価値があると思います。

 

ところで、「フェアトレード」ってどういう仕組みなの?

 

私はわからないことばかりで、白石さんにいろいろ聞いていたんですが、基本的に白石さんは作り手が言う値段で買い取っているそうです。

 

利益を得るために安値で取引するビジネスマンも多いんだろうけれど、白石さんは売り手の意向を尊重しているそうです。

 

 

まだまだ勉強不足ですが、フェアトレードって、こうして売り手と買い手がお互いを尊重し合う中で値段を決めていく仕組みなのかなと思いました。

 

私たち消費者は、ただただ安いものを追いかけるのではなく、その商品の裏にどんなストーリーがあるのかを知っていくことが大切なのかなと思います。そうやって何にお金をつかうかが、「エシカル消費」というものなんでしょうね。

 

 

ここまでの働きだけでも、すごいことだと思うのですが、私が白石さんの生き方で一番おどろいたことは、別のところにあるのです。

 

 

つづく…

 

 

 

 

 

気候がよいグアテマラでは、植物が生き生きしています!

 

 

 

 

 

気持ちーワン!