グアテマラとのつながりを探る旅

ヒント4 マテオさんのアドバイス①

小学校6年生のペドロの就学を支援するための、具体的な方法を見つけつつ、今後の方針についても考えていくために、情報収集。

 

まずは、私がこの村で絶大なる信頼を置いているマテオさんに相談しに行った。

 

彼は、とにかく頭がキレキレで、知識が豊富。

 

私が協力隊の活動をしているときも、何度もおうちにお邪魔してアドバイスをもらっていた。

 

今回私が始めようとしているプロジェクトに関しでも、絶対にいい助言をもらえると思ったので、彼にアポをとった。

 

 

まずは、私の考えているアイディアを聞いてもらう。

 

就学支援をしたいこと、

すべての子に手を伸ばすことは難しいので、将来的に村の子たちを助けられる人材を育てる支援をしたいということ。

私の考えを聞いてもらいつつも、マテオさんならどう考える?という感じでどんどん彼の意見や知っている情報について教えてもらった。

まずは、すでにこの村に存在する支援団体を教えてもらった。

 

★すでに村人に対して支援をしている団体

 

・Pueblo a Pueblo (村から村へ という意味)

この村で発足した団体。女性の権利や、子どもの就学支援、地域活性化活動などを行っている。

この団体については、知り合いが働いていたので、存在は知っていたけれど、就学支援もしていることは知らなかった。来週事務所に行って、ちょっと話を聞きに行ってみようかな。、

Pueblo a PuebloのHP

 

・Puente de Amistad (Friendship Bridge 友情の橋)

聞いたことない団体だったけれど、HP見てみると、どうやら女性への支援が主なミッションのようだった。NPO法人でどうやらなかなか歴史もあり、大きな団体らしい。教育という部門もあったけれども、子どもへの支援というより、母親たちがどうしたら自立できるかに関する教育へのサポートがあるようだ。

Puente de AmistadのHP

 

・Estrella de mar (海の星という意味)

ネットですぐにHPが見つからなかったんだけれども、どうやらマヤ民族の女性自立支援のような活動をしているらしい。

 

・Foto Kids

マテオさんの姪っ子さんが、この団体の支援を受けたようで、活動の全体像をおしえてもらったんだけれども、実におもしろい活動なのだ!

貧しい子どもたちに、カメラを渡し、技術を教えて、自分たちの生活の写真を撮らせる。4,5歳の子でも、カメラを渡すらしい。それで、普段一流のカメラマンでものぞけない彼らの日常をとった一枚は、とてもおもしろくって、それがなんかに入賞とかするわけ。そうすると、アメリカに受賞で行ったり、なにかチャンスを得られたりするらしい。HP見てみたけれど、とても面白いくて、斬新なアイディアだと思った。考えた人、天才。

そして、写真だけではなく、それ以外にもいろいろと子どもを支える活動をしているみたい。とても興味がわいた。できれば、姪っ子さんとコンタクトをとりたいんだけれども、連絡先知らないって。でも、どうやらここサンティアゴの中に事務所のようなものもあるらしく、そこで子どもに勉強を教えているんだって。

Foto KidsのHP

 

 

序盤から、いろいろと役に立ちそうな情報を与えてもらった。

 

マテオさんからのアドバイスはまだまだ続く…。

 
 
 
とある学校へ行くと、
「時間を守ろう」
という書き込み。

グアテマラ人の時間への感覚は日本人とは全然違い、学校でもこれが原因で勉強の時間がどんどん削られている。
でも、こうやって学校全体で時間を守ろうとしているところは、子どもたちもちゃんと時間通りに学校へ来るんだよね。
 
結局は、まわりの大人次第。