派遣前訓練

悔しさのあとは、夢の入り口

やばい。

出会ってしまった。
すごい人に。

今、脳天撃ちぬかれたような、

ハンマーで頭をパッカーンと叩かれたような、

そんな衝撃と感動と…

そして夢の原子がうごめくっていうんでしょうかね、
体内のエネルギーがわしゃ~って、私を駆り立てております。

今日は、ある小学校の先生の自主講座があって、「アクティブラーニング」という授業のあり方、学級経営のあり方っていうものを教えていただいたのですが…

やばかった。。

今までの常識すべて覆されたような、

自分は一体何をやってきたんだっていうような、

驚きと、
悔しさと、
これからの教育者としての理想像っていうイメージを湧かさせてもらえた。

ビデオで見せてもらったのは、小学6年生。

授業も全て自分たちで、
わからないことも
気づいたことも
違う考えも
縛りなく、自由に好きな時に好きな人が発言する。
そして、それをみんなが受けとめて、次へとつなげていく。

宿題も自分たちで決め、
各教科で力をつけるために何が必要が自分で考え、企画して、学級で取り組み、
運動会の準備も、
卒業式の準備も、
練習計画、会場設定、スケジュールの段取り、

全て自分たちで。

ここで、今日私がうけとった情報や感動は全て伝えられないけれど、本当にすごい人にに出会えたと思いました。
もっともっと話を聞きたいし、
もっともっと教えてもらいたい。

そして、すごいのがその人柄。
すごすぎてみんな崇めているのに、謙虚な態度。
偽りの謙虚さではなく、これがベストじゃないって、これがどこでも通用するわけじゃないって、常に言っている。
理想だけを追いかけて、無理なやり方をすることはせず、
一公立小学校でこれ実現するために、保護者の理解、同僚、総務への配慮や賛同を実現させるその人柄と姿勢。
縛りが多い日本の学校だと思っていたけれど、こんなにも子どもたちが自分たちの力を伸ばしながら、無限の可能性に挑戦しながら、個々が生き生きと成長していく教育ができるなんて…。

結局、教師がどれだけ子どもの力を信じられるか、
それが開花できる環境をつくってやるか、
どれだけ愛もってひとりひとりを大事にしてあげるかなんだな。

自分の未熟さ、そして敗北感を感じました。

それと同時に、今すぐ現場に戻って、ちゃんと子どもたちが生きる教育環境を作ることができる教師になりたいと思った。

多分、すぐにあのレベルまではいけないだろうから、経験も積まなければいけないだろうけれど、
もう一度1から学び直したいと思った。

こんな人に私もなりたいと、本気で思いました。
夢がふくらんだ講座でした。

私は教師4年目までの間、

実は目標というものがなかった。

「こんな先生になりたい!」という具体的なイメージがなかった。

だから、多分言っていることに一貫性がなかったこともあるだろうし、理不尽なことを子どもにたくさん言ってきたと思う。
自分もなにが正しいのかわからないまま、正しさを子どもに求めて、正直自分自身もわけわかんなくなっていた時期が長かったです。

そうやって、夢もなくただただいい先生を目指してやってきていた私でしたが、5年目に初めて

「この先生はすごい。私もこんな先生になりたい。」

と思う先生に出会いました。
もちろんそれまでに尊敬する先生方はたくさんいました。
たくさん学ばせてもらいました。
でも、この人みたいになりたいって自分の目標にしたいって思う先生は正直見つからなかった。

その先生の学級経営は、学級開きから私のそれまでの考えや固定観念をぶち破るものばかり。
そんな先生の姿を前に自分の在り方をものすごく考えさせられた。

今まで正しいと疑わずにやってきたことって、本当に子どものためになっているのだろうか?
私は、なんでこういうやり方をしてきたのか?
その背景にある自分の思いってなんなのか?

今まで、いかに自分が人の真似ばかりするだけでなぜそれをするのかというところを追求してこなかったという怠慢さに、毎日毎日気づかされ、胸が痛かったです。

やり方は時に過激で、まわりからは理解はされないことも多々ありますが、その根底には、まわりにどう思われようが、親になんと思われようが、子どものことが最優先。
子どものためになることは、なんとしてでも貫く。

この人は本物だと思った。

最後の一年本当にいろんなところで学ばせていただき、指導していただき、助けていただきました。

そのおかげでボロボロだった私も笑顔で卒業式を迎えられた。
本当に感謝しています。

以前、私の夢の話をしたと思います。

「愛を育む日本の教育をつくる」

実はこの夢をもったのは最近でこの前の3/28、あと退職するのみっていうタイミングでした。
この日、この先生による初めての講演会がささやかに開かれました。
そこで自分の教育に対する姿勢とこの先生のそれとのギャップの大きさに、ショックを受け、言葉が出ませんでした。

自分はなんてちっぽけな世界でやってきたんだろう。
なんでこんな浅い考えで教壇に立っていたんだろう。
5年間、やりきったなんて思ったけれど、なに一つやってこれなかったじゃないか。
本当に大切なこと、何もやれてなかったじゃないか。
それなのに、数日後、私は教員を辞めようとしている…

なんなんだこれは!

すっきり去る予定が、最後の最後に大きな宿題を出されたようで、もうパニックになりましたね。

悔しかった。

自分の小ささが悔しかった。

それとの同時に、ここで終われないとすぐに思った。
その瞬間から、自分の心にあの「夢」がふつふつと浮き上がってきたのでした。

今日は、あの時の感覚ととても似ている感情を味わった。

今の自分はなんて小さいんだろう。

だからこそ、やるべきことがたくさん見えてくる。
このままじゃいられないと動き出したくなる衝動走る。

本当に今日はいい時間をいただきました。

ここからまたがんばろう!

長くなっちゃってすみません!
ありがとうございました。

追記
ウワサによりますと、私の尊敬するその先生は、あまりにもぶっ飛び
すぎていて、どうやら今の学校では居場所がなくなりつつあるらしいです。(笑)
私はもう現場にはいないのでそのぶっ飛びようはわかりませんが、ここまで体張って子ども将来や日本の未来を考えている人は他にいないのではないかと思います。
学校から追放される前に、その思いがまわりに理解されていくことを願っています。笑

次は、どんなウワサが流れてくるのでしょうかね?楽しみにしていましょう!