昨年2023年7月、私は現地学習塾を始める前に塾のスタッフ3名に、これから実践していく100ます計算の日本の子どもたちの学校で取り組みを見せたいと思い、オンラインサロン「隂山ラボ」で実践を紹介してくださる方を募集しました。
すると、佐賀県で当時校長先生をされていた田中先生という女性の方が手をあげてくださり、全校で週3日取り組んでいる15分の「スキルタイム」の様子をオンラインでライブ中継をし、グアテマラのスタッフに見せてくださいました。
↑2023年7月18日オンラインにて(見学後の感想や質問をシェアしているシーン)
その子供たちの様子に一番の驚いたのは、たぶん私で、隂山メソッドで「計算、音読、漢字」を全校で取り組むと、子どもたちはこのような姿になるのか!?興奮してしまいました。
それから、現地学習塾では、足し算の100ます計算で10分だった子が3分ほどになったり、早い子は2分を切るようになって、確かに手ごたえを感じています。
でも、これだけではまだまだ表面上での実践でしかないと感じており、私の中では、
「あの時オンラインで見た日本の小学校の子どもたちの姿をこの目で見たい!」
という思いが湧いてきました。
そう思ったのは、4月初旬。
出国まであと3週間を切っているけれども、できれば見に行きたい。
でも佐賀って・・・。
私、はにわの歌『SAGA』くらいしか知らない…。
ちょっと遠いな。交通費どれくらいだろう?
でも、行きたい。
この目で見たい。
そう思って、田中先生の学校のHPを見てみると…。
すでに田中先生はご退職されていらっしゃり、もう無理か~と思いました。
でも、ダメもとでメッセージを送ったところ、現校長先生とすぐに連絡を取ってくださり、見学可能ということに!!
この柔軟さにまず感動しました。
そこからも田中先生の調整力は、すばらしく、それだけで器の違いを感じました。
そういうわけで、グアテマラ出国1週間前の本日、佐賀県神埼市千代田西部小学校へ訪問することになったのです。