奨学金事業

Instagram 出動!

英語プログラムの中間発表を終え、残すところあと3週間。

終わりを見据えて、このラスト3週間はこれまでとは違ったやり方で学習を進めていきたいと考えました。

とにかく基礎を固めた10月。

・発音指導
・Be動詞と一般動詞の肯定文、否定文、疑問文
・所有格
・数字、曜日、月、時間
・基本例文の読み上げ、暗唱

などに時間を使ってきました。

 

11月は、このプログラムの後も、自ら学びを継続できるように、彼らが自由に羽ばたけるような環境を作っていきたいと考えました。また、10月にインプットした内容を使って、どんどんアウトプットする環境の設定が大切だと思いました。

そのうちの一つとしてやりたいと思っていたのが、「Instagramでのアウトプット」です。

これは、先述の『英語日記BOY』を読んだ時から考えていたのですが、正直本当にやるにはちょっと勇気もいりました。

というのも、日本だったとしたら、小学生の子どもに習い事の一環としてSNSを使わせるのはあまり聞いたことがないし、やるからにはプライバシー保護や悪用防止など、いろいろと考えるべき点がありました。そこで、これについてはちゃんと保護者の許可を得てからの方がよいと思い、保護者会を開きました。

 

スペイン語が通じない保護者の方には、バネッサに通訳者として入ってもらいました。

もともとプログラムの半ばごろには、保護者の方から家庭での子どもたちの様子を聞きたいと思っていたので、今回の保護者会では、インスタグラムの使用許可の承諾と注意事項、そして家庭からの声と、子どもたちの本音を聞き出すことを目的としていました。

まず家庭のお声としては。どの家庭でも子どもたちのがんばりと成長が見られるということと、学校の宿題との両立でとても忙しくしているとのことでした。

子どもたちからは、本音を聞き出すために、バネッサに100%お願いして私抜きで聞いてもらいました。(私に対する愚痴も言えるように。)

さすがバネッサ。頼んでもいないのに、ちゃんとただの感想だけではなく、改善点はないかや、将来の夢はなんだとか、いろいろな話を聞き出してくれていました。子どもの扱いが、本当に上手です。

バネッサによると、みんなとてもこのプログラムの感謝の気持ちをもちながら参加しているとのこと。そして、1名からは、「オンラインもいいけれど、ぼくは実際にサキと会って練習がしたい!」とクレーム?ご注文?もあったようです。

最後に、インスタグラムの注意事項、プライバシー保護の点(本名は使わないということなど)、を説明しこちらが管理を厳していく中でのSNSの使用許可を得ることができました。

アプリをダウンロードし、投稿の方法を練習し、なんとが準備完了。

 

各家庭から、毎日私が出すお題についてそれぞれが英文を添えて投稿しています。

このインスタグラムの目的は、

①日常的に学習内容をアウトプットする環境を用意すること。
②英語を通して、世界とつながるワクワクを体感してもらうこと。
③学習に「楽しさ」を取り入れ、自らやりたくなるようなしかけをつくること。

です。

まだ始めたばかりで、うまく投稿できていない子どもたちもいますが、ちょっとずつはまりつつあります。

フォロワーを増やすことを目的とはしていないのと、今は私のコントロール下の中で行いたいため、プライベートアカウントにしています。

ただ、このブログを見てくださっている方には、ぜひとも3週間の間フォローしていただき、子どもたちの学習のためにいいなと思う投稿があれば、英語でコメントしていただけると幸いです。

「English Program in Santiago Atitlan」

「英語プログラム インスタアカウント」

 

(たまに日本のものが入っているのは、私が例で載せているためです。)

 

子どもたちの言葉で語るリアルなグアテマラをお楽しみください★