先週から今週にかけて、4校の学校と交流会を実施しました。
最近、グアテマラ現地では停電やネット不調が多くて、とにかくつながるかが心配されましたが、とりあえず予定していた交流会を終えられてホッとしています。
実際には、グアテマラの子どもたちのネットの不具合で、日本側の子どもたちを待たせてしまったり、たくさん一気につなげたことで日本側からはいる背後の音が大きすぎて音声が聞こえづらかったりとトラブルはたくさんありました。
そのため、私としては期待外れだったかな?もっとうまくやれたかな?などと、達成感よりも反省点の方が浮かんでしまったのですが、あとから聞かせていただいた学校の先生からの感想はどれも本当に励まされるものでした。
今週交流してくださった先生は、交流会後改めて子どもたちがブレークアウトルームで会話している動画を見られて、その一生懸命コミュニケーションをとろうとする姿に感動して涙を流されたそうです。
院内学校の子どもたちとの交流では、普段口数も少なく、交流会の直前まで「私はやらない」と言っていた子どもが、なんと交流中に心動かされ、「私もやる」といって、グアテマラの子どもたちに英語で自己紹介してくれました。
先生曰く、「子どもたちの変化に本当に驚かされた。人生がかわった子もいるかもしれない。」
そんなお言葉をいただきました。
グアテマラの方の人数も増え、規模が去年よりも大きくなったことで、できることが増えてきた分、それを調整することの労力も倍になりました。
時に精神的に、参ってしまいそうになることもあるのですが、この現場の声をきくとやっぱりやり続ける価値があるものなんだと思いますし、この活動はもっと成長させていきたいとまた心燃やされます。
子どもたちの変化もうれしいのですが、私は現場の先生がこうして日本の子どもたちが世界の子どもたちとつながることの価値を深く心で感じてくださったことがとてもうれしいです。
だって、1人の教師の世界への見方が変われば、その先、その先生と関わる多くの児童生徒の人生に影響を出せるのですから。
これからまた全国の先生方ときっとづながっていくと思うのですが、日本の先生たちと私は共に日本の子どもたちとその未来を願う同志です。
立場は違えど、同じく教育に志があるもの同士、これからも日本の学校と共にThink Globally, Act Locallyをそれぞれ置かれた場所で実現していきたいと思います。