奨学金事業

冷静に考えて思ったこと。

英語プログラムについて、ほとんどブログに書けていません。

実は、ものすごくいろんな挑戦をしていて、その中で多くの気づきや葛藤、成果があるんです。

でも、それを言語化して記録することができていないことが残念に思います。

 

全部で8週間のプログラムなのですが、

1週目は、私がレッスンをするところをボランティア先生に見ていただき、
2週目は、ボランティア先生がレッスンをするところを私が見学しつつアシスタントし、
3週目からは、ボランティア先生だけで子供たちに英語のみでレッスンをしてもらっています。

 

この方法を思いついたのは、今年の2月ごろで、そこから急ピッチで準備をし、実際にこの4月からこの方法が可能なのかどうか10名のボランティア先生たちと実験しています。

3週目以降は、私はほとんどレッスンに顔を出していないのですが、そうするとレッスンの様子が見られずに、困りごとはないかどうなのか、先生方が残してくれるメモからでしか判断できませんでした。

1か月ごろ過ぎたところで、先生からの提案で、皆さんに動画を撮ってもらい、それを共有してもらうようにしました。そこから、先生と子どもたちが1対1でレッスンをしている様子をあとから動画で見させてもらうのですが、初めのころは子どもたちがちゃんとできているのか??先生たちが困っちゃうようなシチュエーションがないか?という、批判的な目で見ていました。

でも、冷静になって考えてみると、英語を初めて数か月の子どもたちが、英語だけで外国人からレッスンを受けていて、完ぺきではなくとも、やりとりができている状態ってすごいことじゃない??

また、日本の先生も、こんな挑戦初めてだと思うのですが、自分の英語の力を使って、直接的に途上国の子どもへ学習サポートをしているっていうこの事実、それもまた本当にすごいことかと。

 

国際協力って、なんだかすごいことのようで、規模が大きいことであるがしていました。

でも、こんなに手軽に?というか、お茶の間から一週間のうち1時間弱を提供していただくことで、直接的に子どもの人生に大きな力を与えることができるなんて。

 

コーディネートしている私としては、うまくいっていないこともいろいろとあるし、子どもたちも人間なので失礼な態度とってきたり、宿題やってこなかったり、イライラすることはたくさんあるのですが、それでもちゃんとできていることを冷静に見てみると、やっぱりすごいことをしている気がしてきました。

 

このプログラムもあとわずかです。

その後、どういう形で続けていくのか、もしくは続けないのか、そこを検討していく時期ですが、今日は改めて今やっているこのプログラムがものすごい価値のあるものなのではないかと思えました。

改善ポイントはいろいろとありそうですが、できれば続けていく道を見つけていきたいと思います。