ボーダレスアカデミー

我以外皆我師

「自分の思いを形にしたいけど、なにから始めたらいいのかわからない。」

 

そこで、3月中旬から、ソーシャルビジネスしかやらない会社「ボーダレスジャパン」の起業家養成のためのアカデミーに入り、約2か月のプログラムの中で様々な社会問題に取り組もうとしている同志と共に、切磋琢磨しながら社会起業について学ばせてもらっています。

 

そのアカデミーのプログラムの進行では、そろそろ自分が実際に何をやっていくのかを固めなければいけない時期にきていて、自分の中では考えるに考えたのだけれど、煮詰まってきた今日この頃。

 

そこで、「すえにょす2050」の方でご意見くださる方を募集したところ、5名の方が話を聞いてくださり、それぞれに感じたことを教えてくださいました。

 

 

もう、これは本当に本当に充実した時間で、改めて自分一人ではどれだけ微力だったか、視野が狭いか、考えが凝り固まっているかということがわかりました。

それぞれ自分とは違う世界で生きている人、ちがう経験をしてきた人、異なる立場の方の意見は、本当に参考になって、もうお金を払ってもいいと思うくらいの価値がありました。

 

その中で、はっと気づかされた言葉。

 

「そもそも『支援』って言葉って、上下関係を生むよね。」

 

う、う、確かに・・・。

 

「『かわいそう』という同情心で助けるのって、なんかもう時代遅れだと思うんだよね。」

 

と。

 

たしかに、私もグアテマラの人たちを「かわいそう」という風に日本のみなさんに思ってほしくないと思っている。

 

だって、幸福度ランキングでいえば、日本の方が順位は低いし、私の目から見てもグアテマラ人の人の方が幸せそうに見える。

 

でも、人様から寄付金を集めるのなら、結局「かわいそう」な現実を切り取って伝えて、「こんなに大変なんですよ!助けてください!」ってうったえることが一番人の心には届くのかなって思っていた。

 

 

しかし、そもそもなんで自分はこんなにもグアテマラにひかれているのか?

どうして、こんなふうに仕事やめてまで支援をしたいと思っているのか?

 

それって、自分が幸せを感じるからなんだよね。

 

グアテマラとつながっていることで、私は得られるものがたくさんあるって確信があるから。

 

だから、向こうの人を助けたいという思いの前に、自分がグアテマラから「幸」というものをおすそわけしてもらいたいという気持ちが強いのかもしれない。

 

これは、ものすごく大切な気づきをした気がします。

 

「支援」というより、

 

「幸縁」

 

という漢字がしっくりする。

 

世界とつながることで、幸せが広がるというイメージ。

 

そして、「しえん」って、スペイン語でcien (100)という意味。

 

もともと私のビジョンで100人の奨学生を未来のリーダーとして育てたいという思いがあったので、そこともつながってきそう。

 

 

これを、私の事業計画に組み込めないだろうか。

 

今週、もう一度自分のプランを練り直します!!

 

 

お時間くださった方、本当にありがとうございました。

 

そして、今からはグアテマラ隊員同期のmatsumooさんとClubhouseにておしゃべりします。

いつも意見が合わない私と彼。

 

今日もいろいろ意見がぶつかる予感★

しかし、ちがうからこそ、学びもある。

 

我以外皆我師。

 

 

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