ジャマイカ

UCC農園見学@ジャマイカ

今日は、ジャマイカのキングストンにあるUCCコーヒー農園へ行ってきました!!

皆さん、UCCコーヒーってジャマイカに農園があるって知っていました??
私は、ジャマイカにあることはおろか、UCCって日本の企業だということもあまり意識していませんでした。
本当に私はいろんなことに無知です。
ジャマイカに何があるのか下調べほぼゼロで航空券を買った私。
出発1週間前になってようやくガイドブック見始めた感じでした。
そこでUCCコーヒー農園がここキングストンにあることを知り、ぜひ行きたいなぁ思っていました。
でも、ガイドブックには要事前予約とありながら、その予約方法がわからない。リンク先は日本のUCCのHPでどこにもジャマイカの農園見学について書かれていない。
さらにキングストンから20分ほど車でブルーマウンテンへ登らないといけないのに、そこまで行く手段がよくわからない。
ネットで見ても情報が少ないし、タクシーの運ちゃんに聞いたらなかなか高い値段がかかることがわかりました。
さらには農園はガイドがいないと見られないらしいのですが、どうやってそのガイドを頼んだらいいのかわからない。
わからないことだらけで、もう諦めようかなと思っていましたが、なんとか人伝えにガイドさんとつながり、運転手も見つかり、行けることになりました!
結果的に、最高にいい時間を過ごしました!!!
今日の素敵な時間をここに記録しておきたいと思います。
まず、ドライバーさんにステイ先でピックしてもらい、ブルーマウンテンめがけでドライブ!

登ること20から30分、着きました!

UCCブルーマウンテンコーヒー農園。

景色がとてもいい!

創業者上島忠雄氏の像がお出迎え。

中には、このような額も。

コーヒーツアースタート!

私にとっては、なかなか聞きにくいジャマイカ人の英語ガイドでいろいろと説明してもらいました。

簡単に備忘録として聞いた情報を記録しておきます。

グアテマラでコーヒーについての知識はぼちぼち持ち合わせた私ですが、ジャマイカならではの栽培の特徴がありました。
コーヒーの木は日光に弱い植物なので陰ったところでの栽培が適します。
グアテマラでは、コーヒーの木とともに背丈が高くなるアボカドの木を同じ場所に植えて、コーヒーの木に影ができるようにしていました。
ここジャマイカでは、その役割を担っているのが、バナナの木。

それとグワングというこの大きな木。(グワングという発音に聞こえたけれど、正式名称はわかりません。)

この木のいいところは、
-日陰を作ってくれる
-ハリケーンが来た時に、暴風からコーヒーの木を守ってくれる
-落ち葉が地面に落ちて、それがクッションになり地面の湿り気を保ってくれる
なんだとか。
あとは、収穫期は10月から3月で、約30人の女性が働きに来るんだそうです。
ここからできた85%の豆は船で日本へ輸出され、残りの15%は全世界へ。
ここブルーマウンテンには全部で11の農園があり、そのうち3つがUCCのものらしいです。
コーヒーには主に2種類あって、アラビカティピカという種類とロブスターという種類。
ここではマイルドテイストでカフェインが少なめのアラビカ種を栽培しているそうです。
コーヒー農園の真ん中にかわいらしい見晴台がありました。

コーヒー農園とキングストンの街が一望できます。

標高もキングストンより少し高いので風が涼しくってとても気持ちが良かったです。

(アメリカに住む韓国人とスペイン人のご夫婦と共にまわりました。彼らとの会話もとても楽しかった!これはまた別の記事にて。)

ツアーの最後は、コーヒーの焙煎までのプロセスを説明してもらい、

ジャマイカ名物ラムケーキとともに淹れたてのコーヒーを好きなだけいただけます!

甘いケーキに、マイルドなコーヒー。
最高!!!!
一緒にまわった観光客とともにいろんなことをおしゃべりして、とても楽しいひと時でした。

最後にブルーマウンテンコーヒーの直売でコーヒーを!

と思いましたが、カード使えず現金なく、断念…
と思ったら優しすぎるドライバーがお金立て替えてくれて、1パック購入!
やったー!
パッケージもかわいいし、これはいい記念になります。

その最高に優しいドライバーは、帰り道でジャマイカの文化やいろいろ私が疑問に思っていたことなどをとても丁寧に教えてくれました。

さらに、
「アキーを買える場所があったら止まってほしい。」
と頼むと、近くの市場に寄ってくれて、私のためにアキー&ソルトフィッシュに必要な材料を買ってきてくれました。

ここら辺は安全面から一人で行動できないので、私は車の中で待機し、彼が必要もの全部購入してくれました。
そしてアキー&ソルトフィッシュの作り方を丁寧に教えてくれました。
優しすぎる!!
以下値段の記録。
コーヒー農園ツアー代 USD$20
コーヒー豆 227g USD$16
交通費往復 USD$80(人からの紹介だったので、ちょっと値引きしてもらった)
私が大変満足したドライバーさんが所属するツアー会社のFBページ。
荒い運転する一般のタクシードライバーとは違ってめちゃめちゃ安全運転で、乗っていてとても安心感のあるドライブでした。
もしジャマイカを旅することがあればこの会社でツアーを考えるのがおススメです。
ということで、ツアー自体ももちろんよかったけど、今日が楽しかったのは、一緒にまわった他の観光客さんとこのドライバーさんのおかげが大きいです。

ありがとう!!!