グアテマラとのつながりを探る旅

運命的な出会い エピソード3

(前の記事の続き)

神がかったとしか思えない、この家との出会い。
どうも何かの力が働いて、私にここを手に入れろ!
と言われている気がしてならない。
アメリカにいる家主とメールでの交渉が始まる。
はじめに言われたのが、USD$100,000。
日本円にしたら1,000万円ちょい。
こんなでかい買い物を人生でしたことないから、ビビる自分。
でも、手の届かない額ではない。
そこから、家主に、私のプロジェクトのこと、自分のために購入するのではなく、この村の子どもたちのために購入したいのだと、私の夢を語り、なんとか値下げができないか?$80,000ではどうかと提案。
答えは、私のプロジェクトについて理解した上で、$90,000までは値下げするが、それ以下はできないと。
そこから、大工とホームステイ先のパパに同行してもらって、再び家を視察。
実際に使うことになった場合、改装費はどれほどになるかを見積もってもらう。
一階の床の板は全て取り替える必要あり。

地下にも大きなスペースがある。

2階の板の状態はまだ良さそう。

2つ目の家の壁は後ろにある土から湿り気が出ているので、大がかりな補修工事が必要だとのこと。

ここの天井の板は全て変える必要あり。

さらに上にある小さな家々。
結構なスペースがある。

写真ではわかりにくいけれど、写真手前から坂を下ったところまで全てがこの家の土地。

改めてかなり大きいことがわかった。
大工によると、ざっと見積もった感じは修理費に200万円くらいいるって。
現在、この修理にかかる見積もりを元に家主とさらなる交渉中。
でも、多分$90,000以下にはなりそうにない。
日本円で言ったら、1000万ほどだ。
この村でこれほどの土地が買えるのはもうこれが最後の物件だと思う。
1000万円は、手の届かない額ではないにしても、現在の自分の貯金だけではすぐに払えない。
支払いは、一括に限ると言われている。
すると、どうにか資金を調達する必要が…。
まわりは、クラウドファンディングすればいいってアドバイスくれる。
でも、本当に私のこのプロジェクトのために資金提供してくれる人がいるだろうか…
しかも、人様のお金で私がこの土地を買うのって、いいんだろうか?
もしそうするのであれば、もう本当に引き下がれない。
この土地を手に入れられたら、私の考えているプロジェクトは大きく前へ前進する。
でも、
本当にこの私にその力があるんだろうか…。
ビビる。
でも、私の考えているプロジェクトはグアテマラだけではなく、日本の先生や教育にとっても益になるという確信はある。
でも、
怖いわー。
とりあえず、家主との交渉は一旦、とまっている。
問題は私が本気でこの資金あつめをするかどうか。
まだまだビビっています。
決断は、まだできていないけれども、このチャンスは逃したくない思いも強い。
どうしましょうか。