今日は、私立の小学校での授業研究を行いました。
私立の学校のこのプロジェクトへの参加は任意になっていまして、今年は2校が自主的に参加したいと申し出てきてくださり、このように実施することに。
そういうわけで、公立とは別に組をつくり、私立の2校間で授業研究を行なっています。
こちらでもマス計算による、四則計算強化活動よりスタート。
私立では、まだはじまって1ヶ月していないはずですが、すでにこの活動が習慣として根づきつつあるようです。
また、子どもたちも公立に比べ、集中力、計算力があるように見えます。
授業の方では、公立では1人の先生の対し、だいたい15〜20人くらいの生徒を相手にしているのに比べ、ここの私立では30人以上の子どもを1人の教師がみています。
このような違いがあるのは、学校環境、教師の質だけでなく家庭環境もおそらく関わっていると思います。
授業中は「その発問ナイス!」という教師のいい問いかけがあるなど、各教師の授業の腕を感心する場面もありましたし、観察者も真剣に授業を見て、観察シートにびっしり記入する姿勢から、参加者全体の学習意欲の高さを感じました。
事後検討会においても、観察者の意見を真剣に聞く授業者の先生。
全体会の場面でも、
「こうやって他の先生から意見を聞けることはとてもありがたい。」
などといった、この授業研究への意義を感じてくれている声もありうれしく思いました。
どうみてもやっぱり私立の学校は公立に比べ、いろんな面で成長していると感じます。
しかし、教師の給料は公立の半分以下。
そのため、教師たちは公立の先生になれるチャンスがあればそちらで働き始めるのが自然の流れのようです。
なので、本来私の活動に私立学校への援助は計画されていなかったのですが、こうやってここの教師の腕が上がっていくことは、将来公立の学校へもいい影響がうまれてくるのかも。
そういうわけで、今後もチャンスがあれば引き続き私立の学校の先生ともコラボをしていきたいです。
サンティアゴのフェリア(市のお祭り)が近づいてきて、広場に移動遊園地がやってきています。
日本はもうすぐ夏休みですね!
先生も学生もあと一息!
ふぁいと!
あー、おばあちゃんちのスイカが食べたい…