アンティグア

3つのお願い

昔々、あるところに大変大きな権力をもった王様がいました。
その王様は、自分の死期が近づいていると知り、家来を読んで自分の葬式について3つのお願いを命じました。

1つ目は、腕のある医者に自分の棺をかつがせること。

2つ目が、手に入れた全ての金銀、宝石などを、墓場まで棺が通る道にばらまくこと。

3つ目は、自分の両手を棺の外に出してぶらぶらゆらせること。

家来は聞きました。
「なぜそんなお願い事をなさるのですか。」

王様は言いました。

1つ目は、どんなにいい医者でも、死人を前には無力だということ。

2つ目は、死ぬときは、この世で手に入れは物は、全ての地上に残るということ。

3つ目は、人は誰しも生まれるときは、何も手に持たずに生まれてきたこと、そして
死ぬ時も何も手に持っていけないということ。

このことを国民が皆みてわかるように、この3つのお願いをするのだと。

この世で最も価値があるのは、モノでもお金でもなく、時間である。
なぜなら、命の時間には終わりがあり、限られているからである。
お金は増やそうと思えば増やせる。
しかし、時間はそうはいかない。

死ぬときは、何も手に持つことはできない。
手にできるのは、自分がこの世で行った善い行いだけだ。

もし、あなたがだれかに時間をかけて何かをしたとしたら、それは自分の命の一部を捧げるということである。
だから、この世で捧げられる一番の贈り物は、あなたの時間なのである。

日本では、もう夏休みなんですね!
ポケモンゴーが日本中を騒がせてるって聞きましたが本当ですか?笑
ここでは、雨季でこっちの人は、これを「invierno(冬)」と読んでいます。
雨は多いけれど、日中は天気が良く、でもあつすぎず、過ごしやすいですよ。

上の物語は授業でシルビアと読んだ物語です。
すごくいい話だと思ったので、紹介しました。

まだまだ自分の語彙力がなさすぎて、読むのに時間がかかりますが、こういう物語や、人の考えを本を通して教えてもらうのは大好きです。
同じ言葉を使うことで、人と人が考えや気持ちを共有しあえるってすごいと思いませんか?

ついにスペイン語でもそういう経験ができて、今日は喜びを感じました。
日本人の著者から学ぶことも多いですが、外国語がわかれば、その何百倍の人の考えや生き方へを知る扉が開かれる。
そう思うと、めっちゃワクワクします。

もっともっとわかるようになりたいなー。
週末はいっぱい勉強するぞ!

写真は、宿題でやった不規則動詞の練習プリント。

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おいおいバツばっかじゃねーか!
そうお思いでしょうが、ここでは、斜めのチェックは「○」正解って意味。

そう、日本の当たり前は当たり前じゃないのですね^_^

 
 
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ベッドの横に数日置いておいたJICAのスペイン語の本。よく見ると、虫に食われた形跡が…

6ページくらい貫通していた。
本を食べる虫ってなに?
 
油断できない!