アンティグア

メルカドの子どもたち

土曜の朝はイルマがいつもメルカドへいくので、またついて行きました。

ここにくると、やっぱりいろんなものを感じる。

日本人との生き方との違いを目の当たりにする。

例えば、これ、

人の胃袋に入るものが、生きたまま売られている。

私はこれを、こわいと感じた。
生きているものを自分の手でさばいて肉にするなんて、考えただけでもこわい。

でも、同時にそんな自分をなんて弱い人間なのだろうかとも思う。
だって、毎日食べているじゃないですか。
鶏肉、豚肉、牛肉…(うさぎは食べないけど!)

そのお肉だって、同じですよね?
お母さんのお腹から誕生して、かわいい赤ちゃんの時期があって、すくすく成長して、そして、誰かの手によって命が食料になって、私たちの食卓へやってくる。

だから、結局は同じ。
生きているものの命をもらっているという事実は一緒なのに、自分に手は汚せない。
なんて、か弱いのかと思う。

生きたままのニワトリ飼って、殺して、食べるということが残酷だろうか?
いやいや、それより、何にも知らずに、何にも感じずに他の命を食べて、まずければ残して、捨てて、それでいて何にも感じない方が残酷なのではないだろうか。

生きるために他のモノの命をいただくなんて、当たり前のこと。
毎日していること。
なのに、その現実をちゃんとわかっていない自分。

そういうことを感じるのでした。

また、ウサギも食用として売られている。
かわいそうと思う。
じゃぁ、なぜ鳥や豚、牛は肉になるものって思って、うさぎを食べるなんてかわいそうとだと思うのかしら?
これらの命の間にどんな違いがあるのだろうか?
いろんな疑問が浮かんでくる。
そんな疑問を考えるたびに、自分の中の当たり前がぶっ壊されていく。

ほんっと、まだまだ世間知らず。

それと、もう一つ感じるのは、ここの子どもは日本の子どもより、生きることを知っている。
メルカドでは、たくさんの子どもが当たり前のように働いている。
小学1年生くらいの子も手に商品をもち、売り回っている。

今日朝ごはんを食べたお店でも家族そろって、商売。

小学高学年くらいの女の子、イマヌエル。
「名前なんていうの?」
「辛いの嫌いなの?」
「写真撮るの好きなの?」
って、気さくに話しかけてくれる。

その間に、宅配行ったり、勘定したり、食べ物提供したり。
それが、ふっつーなんだよね。

ちなみに今日の朝ごはんはこれ。

アトル デ エロテというトウモロコシからできたスープ。お腹に優しい味!
チュチータか、トチューチか、チチュートか、名前を何度聞いても覚えられない食べ物。これまたトウモロコシからできている。おいしい!
タマリンドのジュース。自然の甘さがちょうどいい!種はしゃぶります。

今日、一番心が動いたのが、この女の子。

ちっちゃい弟が横で泣きじゃくっている中、この子はめちゃめちゃ素早い手つきで、注文された商品を袋へ入れていく、お金の勘定をする、弟のお守りをする…

その姿はもう、一人前の商売人。
こんなちっちゃな女の子がです。
そして、かわいい笑顔、たくましい笑顔。

こんな生き方をしている日本の子どもはいないだろう。
ここの子どもたちは、こうやって生きるために働くのはもう当然。
そんな生活が、人間を育てている気がする。

日本では、20代半ばでも、社会の中で生きるためにまだ一度も働いたことのない若者のいる中、ここではこんな小さな女の子がたくましく生きるために働いている。

どっちが、人として大きいのかはわからないけれど、私か彼女からなにか光るものを感じたことは間違いない。

また、メルカド、ついていこう。

明日は、どうやらアンティグアでハーフマラソンがあるらしい。
20キロとか無理ー!って言ってたけど、隊員の1人が出るっていうから、それなら出てみたい気もするということで、出るって言っちゃった。
生きて還ってこれますように。

あと、今頃アメリカではアナの結婚式が!
今日まで色々と苦しい思いをしてきたのも知っている分、最高に嬉しい!
私もいつかこうやってまわりのみんなから祝福される、結婚がしたいな!
アナ、おめでとう!God bless you!