奨学金事業

候補生の家庭訪問

学力試験を突破した9名の次期奨学候補生。

さっそく、試験の翌日、翌々日に各家庭をバネッサとリセと家庭訪問しました。

(サンティアゴでは、住居が密集しているエリアは、道がめちゃくちゃ狭い!一人なら絶対迷子になります)

多くの家庭の保護者は、スペイン語よりも現地のツトゥヒル語の方がコミュニケーションがとりやすいので、毎年通訳は必須。

去年から、この家庭訪問はバネッサとやってきたので、バネッサが主体となっていろいろなインタビューをしています。今年は、それに加えて、リセも同行してもらったので、家庭の経済調査などはとてもやりやすく、バネッサもかなり助かっていました。

(ここまでできたら、来年は選考会自体は、私が万が一不在でも、やれる体制ができた気がします。実際、私は初めに挨拶して、あとはずっと座って聞いているだけの人でした。)

(猫を見つけると、かまわずには言われないリセ)

 

去年は、この家庭訪問で本人に進学の意思がなかったり、親の反応がいまいちだったりと、数件この時点で辞退する家庭があったのですが、今年はそういったこともなく、どの家庭も好意的に私たちを受け入れてくれました。

候補生本人の進学意欲も見られましたし、それを応援したいと思う親ばかりでした。

そういうわけで、今年は学力試験を突破した9名の候補生は、全員2次選考会である2週間の英語トライアルプログラムに進むことに。

すでにどの子からも魅力を感じるので、日本の里親さんに彼らを紹介できる日が楽しみになってきました。

とりあえず、最初の宿題として、アルファベットを英語読みで言えるように練習するように指示しました。

さて、いよいよ対面授業のスタートです。今年は、去年の経験から少し回数を減らして全4回の45分間のレッスンと最終オーラルテストを通して、最終選考プログラムに進む子供たち6名程度を選ぶ予定です。

今年も、どんな子供たちの魅力に触れられるのか楽しみです!