奨学金事業

【英プ】 ②8名の里親さんたち

今回、この2か月間の英語プログラムを実施するにあたり、私の公式ラインにご登録いただいている人にこの里親さんを募集させていただき、8名の方に資金援助のお願いをさせていただくこととなりました。

お一人お一人、まったく違う場所から応募してくださっており、バックグラウンドも様々。どの方も本当に素敵な方々ですので、ご紹介させてください。皆様には、里親への応募の動機と期待することについてお聞きしました。

①Aさん(学習塾を経営されている方)
教育活動、海外支援に興味があり、自分の教え子たちにも良い影響があると考え、志望しました。

Aさんとは、他国の同期の協力隊を通して出会いました。8月の日本とグアテマラとつなぐ英語プログラムの際に、私の活動に興味を持ってくださいました。そこから、オンラインでお話させていただきましたが、大変共感できる塾の教育理念があり、ぜひAさんの塾の子どもたちと何か交流させていただきたいと思っています。

 

②Mさん(去年一緒に働かせていただいた先生)

昨年度一緒に仕事をさせていただいて、咲先生のお人柄に触れ、素敵な人だなと思いました。その後、ご縁があり咲ちゃんの思いや活動を知り刺激を受けました。 コロナ禍で家に引き篭もる生活が続く中、還暦を迎えて、残された人生をどう過ごすのか考える時間が増えました。 自分や家族のためだけではなく、少しでも何かお手伝いが出来たらと思い参加させていただきました。 縁あってサポートさせていただくことになったお子さんの、今後の成長を見守っていけたら嬉しいです。

いつもやさしいお声をかけていただいたり、授業のこと以外でも人生観や様々なお話を共有させていただきました。時においしいお菓子や食べ物をくださり、瞬時に食べておりました。笑
最近ではオンラインでの出会いが多い中、Mさんとは直接1年間同じ時間を共にした方です。私が退職した後も、いつも私の活動に興味を持ってくださり、地元で開催したイベントにもお越しいただきました。

③Cさん(米国留学時代のお友達)

JICAの青年海外協力隊としてホンジュラスへ派遣される予定が、コロナの感染拡大のため辞退することになりました。協力隊を志望した理由の一つとして、生まれる場所の違いが生きていく世界の違いへと繋がっている不平等さをどうにかできないのか、という思いがありました。また、自分が持って生まれた特権を自分のためでなく、ほかの誰かのために使える人になりたいと思っています。 現在中学校で働いており、教育を受ける大切さや教育の持つパワーを日々感じています。 咲さんの想いや行動力に感銘を受け、今回スポンサーとなることで誰かのためになれるかも、と思いました。プログラムに期待することは、このプログラムを通して子どもたちが自分の可能性に気づいてほしいということと、スポンサーとなった私たち自身も自分のもつ可能性に気づけたらいいなと思っています。

Cさんとは、留学時代のお友達です。ただ、当時は友達というよりもただの知り合いという程度でした。Cさんは私と同じく英語教師として公立中学校で働いている方で、現在も現場で日々闘っておられる方です。国際協力にも志があり、現在も多忙な日々の中、週末にスペイン語を学んでおられる大変情熱的で努力家な方です。

④Kさん(8月の英語プログラム参加者のお母さま)
動機→グアテマラ小学生との英会話パイロットプログラムで息子がグアテマラに興味を持ち始めたので、継続的にグアテマラの人たちに触れる機会が欲しかったから。
期待すること→グアテマラの子供さんと共に、息子も未知の世界に触れて刺激を受けて成長すること。

実はこの方自身も元協力隊経験者で、世界にひらかれた視野をおもちです。8月のプログラムの際も、大変貴重なご意見やご感想をいただき、私の事業を考えるにあたって、非常に参考になるお声をいただきました。ご自身は主婦をやりながらも大学院で勉強をされており、現在も英語でものすごい論文を書いておられるようで、そのパワーに脱帽です。

 

⑤Rさん(協力隊他国派遣の同期)

さきちゃんの活動を応援したかったから。何らかの形での里親のような制度に興味があったから。 今はまだ手探りのことが多いと思いますが、今後、継続して活動できる形をつくっていただくことを期待します。

Rさんは本当に女性としてあこがれてしまう容姿とスマートな頭の持ち主。私とのつながり以前から、もともとグアテマラとの縁を感じておられるようで、今後もこの国とのかからりをもっていかれる方です。協力隊で出会った仲間は本当に魅力的な人ばかり。

⑥Tさん(ボーダレスアカデミーメンター)
自分の微力ながらの支援や力が、現地の顔の見える子供たちの確かな未来変容につながったら良いなと思っています。

退職してから2か月間ソーシャルビジネスを学ばせていただいたボーダレスアカデミーで私たちグループ全体を温かく見守っていただいた方です。はじめ、「この会社ちょっとうさんくさくね?」と思っていた私でしたが、Tさんの献身的な姿勢を見て、この会社の人たち、マジだ!と思って励まされました。私の活動も個人的に応援してくださっていて、今回のこの私の新たな挑戦に対しても、良い点、改善点など、海外支援事業としていろいろな面から評価もしていただきたと思っています。

⑦Yさん(個人のオンラインレッスン受講生のお母さま)

私は日頃、フィリピン人やベトナム人にボランティアで日本語を教えています。また彼らにリュース品を届けるボランティア活動もしています。そこで常に感じることが、勉強したくても出来ない環境や状況下にある人たちや子どもたちの将来への希望の狭さです。しかし、私が出来ることなんて知れています。助けになんかほとんどならないことは分かっています。でも、だから「やらない」のではなく、ちょっとでも学ぶことが楽しい!と感じてくれれば、そこから確実に何かが広がることでしょう!だから私は支援したいです。

Yさんの息子さんにスペイン語を教えたことが出会いでした。8月のプログラムで出た欠員の枠にも息子さんが参加してくださいました。Yさんは、とてもアクティブな方で現在も日本に住む多国籍の方々との交流を持っておられます。息子さんは、マジックをやられるのでいつかグアテマラの子どもたちにも披露してもらいたいと思います。

 

⑧Mさん(母の同級生)

孫が夏休みに交流体験をして得た物が沢山あったと思う。コミュニケーションの取り方、知らない国の人と実際に話してわかった事、話すには英語が必要等。もっと多くの子供達にその体験をしてもらいたい。グァテマラの子達にもっと教育を!という咲先生の熱意にも感動。そのお手伝いができれば嬉しい。

母が定期的に相手してもらっている同級生グループのメンバーのおひとり。このご縁でお孫さんには8月のプログラムにも参加をしていただきました。私が隊員時代に毎日配信していた公式ラインも購読していただいていて、以前からグアテマラに興味を持っていただきつつ、私に温かいお声をかけてくだいました。

 

こういうわけで、私にとってはどの方も本当に素敵な方です。こんな素敵な方々に応援されながら、この2か月間を駆け抜けられると思うと、本当に楽しみで仕方がありません。

自分の短い人生の中で出会った人たち。私は、有名になって多くの人にリーチすることは、今は目指していません。こうして今ある素敵な出会いを大切に大切に、自分ができるだけの愛を注いでいきたいと思っています。

偶然にも人生の中で出会うことができた8名の方。
ご支援をしていただくお金は、グアテマラの子どもたちの未来のために使わせていただきますが、この里親さんたちにとってもお金では計れないほどのかけがえのない経験をしていただきたいと思っています。まずは、来週にある第一回目の成長報告会で、グアテマラの子どもたちの成長した姿からエネルギーを感じてもらいたいと思います。

最後にCさんが、期待することとして書いてくださったことをもう一度引用させてください。

「スポンサーとなった私たち自身も自分のもつ可能性に気づけたらいいなと思っています。」

日本にいる多くの方一人一人がもつ可能性は、世界基準で見たとき、ものすごい可能性をもっていると、私自身も考えています。
これまでは、お金だけの支援しかできない海外支援でした。でも、これからの時代は違うと思います。これからは、たくさんの恵みを受けて生きてきた日本人がお金以外の形でも他国の人たちをサポートできる可能性があると思います。これについては、また詳しく別の記事で書きたいと思います。