最近、前へ進むのが怖くなっている自分。
どんどん時は過ぎていくし、子どもたちをどう選ぶかについても、具体的になってきていて、
本当に私これやりきれるんかなぁっていう自分への疑いがふつふつと…。
家庭を訪問し、奨学制度の話をすれば親御さんは本当にありがたそうに私を迎え入れてくれる。
でも、誰かの人生にこれだけ介入しようとしていることへの不安というものが同時にある。
その度に、
(私って、自分の存在をありがたく思われていることに対して、調子乗っていないか?)
(私って、どこかで彼らに対して優越感感じていないか?)
(私って、本当に対等に彼らと向き合っているか?)
誰か、自分の上で私を見守っていて、忠告したり指導したりする人がいないって、こんなにも怖いものなのか。
誰も見ていてくれないから、自分で自分の心の内を監視しなければいけない気がして、日々自分の一挙一動を自ら評価する私。
そうしているうちに、前へ進むのが怖くなってきた。
これだけ周りは応援してくれているのに、自分で自分を信じて突き進んでいくことが怖い。
なぜかって。
過去のいろいろな失敗がよみがえるんだなぁ。
これまで、良かれと思ってきてやったことで、他人を傷つけてしまったり、怒らせてしまったり、勘違いさせてしまったことがたくさんあった。
特に、ここグアテマラではそういうことの連続だった。
また私は、自分が動くことで、逆に誰かを傷つけてしまうのではないか?
恨まれるんじゃないか?
なぜか、希望よりもそっちの方に今は自分の心がとらわれてしまって、びくびくしているのが正直なところ…。
ふと、職員室が恋しくなった。
昔は、職員室にいるだけで息が詰まったときもあったけれど、
どんな時も、隣にはいつも同僚の先生がいて、
前には、でで~んと、校長先生や教頭先生が構えてくれている。
やること多すぎ~
仕事終わんない~
なんて、愚痴をこぼす相手だっていた。
そんな仲間がいつだっていたことが、なんだかとても懐かしく思える。
あ~、疲れたね。これでも食べなと、チョコをもらって食べたり、
今日、あの子がさ~と、子どもたちのおもしろいエピソードを共有し合ったり、
今思えば楽しかったなぁ。
恋しいなぁ。
職員室。
私も早く、仲間が欲しいな。
現地で協力してくれそうないい候補が見つかってはいるのだけれど、
自分の中でどう仕事を振り分けたらいいのか、整理できていない。
そして、その人を「雇う」となると、これまた別の責任が。
自分で何かするって、責任の連発。
私、カリスマ性のあるトップの下で副リーダー的なポジションが一番合っているんじゃないかと思う。
そもそも優柔不断の私に、この数々の決断の連続はしんどいっす。
でも、今は合う合わないの問題ではない。
やりたいことをいろんな事情でやることができない人たちも多い中、
これだけ思いを形にさせてもらえる環境が目の前にあるのだから、
今は、とにかくやるしかないでしょう。
でも、ちょっとだけ職員室でコーヒーとチョコ食べて休憩したいな。
久しぶりに、元職場へ。
今も私がCPへ渡したプレゼントと村のバスケットリーグで取ったMVPのトロフィーが飾ってありました。
いろいろと思い出します。