私は、今の人生で自分の周りにいる人が心底好きだ。
なんて素敵な人に囲まれているのだろうかと思ってしまう。
でもどの人との出会いも始まりは偶然で、こんな未来が先でやってくるなんてその時はわからなかった。
今、NPO法人となりもうすぐ1年。
この団体で関わっている人たちは本当に素敵な人たちで、今の私の活動を超えて、命を支えてもらっている気がする。
特にアルマンドさんとの出会いは、今考えても不思議だ。
SNSの出会いだったが、初めてビデオ電話した時、互いの熱量が見事にぴったりで4、5時間ぶっ通しで話した。
「この人は絶対に私の人生で出会うべく人!」
初日にそれがハッキリわかった。
一回話しただけの人、
直接は会ったことのない人、
でも私には確信があって、2回目ではNPOの副代表になって欲しいとお願いした。
思えばアルマンドさんも、一回話しただけ人からの頼まれごとによく決意してくれたなぁと思う。
客観的に見るとおかしな話だが、自分の直感は間違っていなかったと今のこの団体の姿が教えてくれる。
そして、現地スタッフとしてハンティングしたバネッサも本当に素晴らしい人。
2021年に渡航した時、実は下心あってバネッサの家にホームステイした。
その頃から、なんだかバネッサは気になる存在だった。
若いのに、ものすごく話のわかる人で、きっと何かヒントをくれるって思っていた。
ただ一緒に働きたいと思ってもバネッサも別の仕事があるし、支払える賃金もないし、実際にガッツリ働くのは難しいなぁって思ってた。
他の人に背中を押されて、
「そんなに素晴らしい人なら、口説くべきだ!」
というようなことを言われ,私は渾身のプレゼンでバネッサを仲間に引き入れた。
お金はJICA基金のお力をお借りして今はなんとか給料も支払えて、何をするにもバネッサに支えられている。
バネッサ出会えよかった。
一緒に働けば働くほど彼女の素晴らしい人間性に気づいていき,どんどん惚れていく。
魅力的な人との人生がまた私の命を輝かせてくれる。
他にもまだまだ素敵な出会いが自分の人生に数えきれないほどある。
だから自分は出会った人を大切にしていきたい。
新しい出会いにも価値はあるだろう。
でも自分の周りにすでにあるこのご縁を大切にして行くことが今一番やりたいこと。
私と出会ったことを後悔させない。
私と出会った人には、自分が死ぬまで良きものを与え続ける。
そんな心意気で生きていきたい。