人生の中で、たくさん訪れる「別れ」の数々。
今日もまたひとつ、小さなお別れがあった。
昔は、別れ=悲しいもの
と思っていたけれど、今日はなんだか違う意味があるように思えた。
別れるのは、寂しい。
今まで一緒にいた分、そこで生まれた楽しい時間がなくなるのは、さみしい。
でも、人生は常に「自分」でしか、つくりあげられない。
どんな出会いがあっても、どんないいことがあっても、それを煮て焼いて食っていくのは、自分だけなんだ。
長いこと、誰かと一緒にいると、ついつい自分の幸せがその人なしでは完成されない気がしてくる。
でも、それではひとりの人間として自立している状態とは言えない。
自分の人生を生きているとは、言えない。
だから、別れという機会は、自分の命を立たせてくれる大切なものなのではないだろうか。
その人との出会いをどう生かして、人生を切り開いていくのか、
その問いについて、誰にも頼らず自分自身で答えを見つけていく作業が、その別れの次章として続いていく。
振り返れば、これまでにたくさんの別れがあった。
そしてこれからも大切な人との別れは、いつか必ず訪れる。
その度に、私は自分の生命が立っていく気がした。
以上、ワードプレスにお引っ越しして、最初の投稿でした!