ペドロに私立中学校への進学を提案するからには、私自身が本当にその経費を負担できるのか、計算する必要がありました。
元CPペドロ(大人)と奥さんロサとともに、実際のどれだけのお金がかかるのか細かく計算しました。
その備忘録。
(Q1≒15円)
【入学時にかかるお金】
登録料:Q315
パソコン授業代:Q100
制服など一式:Q575
内訳 制服上(ポロシャツ)Q60×2枚
制服ズボン Q120×2枚
短パン Q45
体操服上 Q45
体操服下 Q65
計 Q990
【授業料】
月額授業料:Q157
月額パソコン授業:Q100
月額合計Q257 ×10か月=Q2570
(11月と12月は授業なし)
11月のみパソコン授業代だけ Q100
年間授業料合計: Q2670
【その他】
宿題にかかる雑費や文房具、遠足などにかかるお金
大目に見て 月 Q200×10か月=Q2000
【初年度総計】
Q990+Q2670+Q2000
=Q5660 (≒84,900円)
これを12か月で割ると、
一か月の支援金はQ471(≒7075円)なり。
このくらいなら、なんとかいけそうだ。
でも、私としては支援者を募るならば、月々5000円くらいでないと、なかなか難しいのではないかなと思う。
別の案としては、一人の子どもに対して、何人かの支援者をもってサポートするというのも手かもしれない。
もう一つの可能性としては、この私立学校には奨学制度があるらしい。
こちらの思いを学校側に話せば、授業料を少し免除してもらえる可能性も出てくるかもしれない。
そういうわけで、明日もしペドロの家が地元の私立中学への進学を希望したら、この学校のRepresentante Legalというポジションの人(直訳すると、法的代表者だけれど、日本でいう理事長とかそういう人のことかなぁ?)のところへ言って、事情を説明する予定。
私としても、できれば日本人の私がだけがすべてを与える側ではなく、ここの村のためにやろうとしているプロジェクトなので、ここの村の人の支援も受けながら、二人三脚でやっていきたい。
だから、もしこの学校にペドロが進学するのであれば、この奨学制度の話は、熱意をもって交渉していきたいと思う。