いよいよあと4時間後に愛知県刈谷市で開催される洲原Music Fesでのライブコンサートへグアテマラの子どもたちが出演します。
ネット回線が心配ではありますが、ここまでできる限りのことをやってきたのであとは子どもたちと大いに楽しみつつ、NPO法人幸縁の本拠地である愛知県刈谷市とのご縁を築けられたらと思っています。
今日までの準備期間、いろいろと面白い流れがありました。
このブログでは曲目をご紹介しつつ、どういった流れでここまで準備してきたがこちらに書いてみたいと思います。
①グアテマラのソロラ県の歌「¿Por qué será que en Sololá?」
(曲目の正しい訳がわからないのですが、 「なんでなの?ソロラ?」って感じだと思います。)
曲は、失恋ソング?のようなものなのですが、ソロラ県を代表する歌として愛されています。これは、副代表のアルマンドさんの推薦でやることが決まりました。子どもたちももともと知っている曲ですし、現地スタッフのバネッサも指導ができるため、決めました。
1番はスペイン語、2番は現地語であるツトゥヒル語です。
子どもたちによると、日ごろツトゥヒル語を話す子たちでさえ、発音が難しいとのこと。
結局、時間の関係で2番のツトゥヒル語のみの発表になりましたが、私が日本にいるときから練習を進めてくれていたので、みんな自信たっぷりで歌えるようです!
②マヌエル兄弟による「No other heart」
これも失恋ソングかな?しっとりとした曲でマヌエル兄がギター、マヌエルが歌でお送りします。クリスマスコンサートでも大活躍の2人だったので、ばっちりやってくれると思います。
③チームガスパルによる「We Will Rock You」
将来の夢は、ロック歌手になることと言っているガスパル君。Queenの大ファンでそれ以外の歌は歌う気にならないんだとか。本当は、ボヘミアンラプソディーを歌いたがっていたのですが、時間の関係でこちらに変更。ただ、歌いだすと足踏みと歌を同時にできず、リズムがくるっちゃうので、ガスパル君は歌い始めたら別の動きをすることになりました。笑
ぜひ本番、シャウトしてほしいと思います。
④チームマリアによる「Flower」のダンス
ここグアテマラでもK-popが大人気。今回マリアが選んだのはJisooのFlowerという曲(私は全く知らなかったんだけど…)。
でも、ぎりぎりまでやることがあまり決まっていなくて、こちらもマリアたちが何をしたいのかよくわからず、一週間前の土曜に「今日のリハで、形になっていなかったら、悪いけど本番の曲目からはカットする。また別の機会にやって。」といったのですが、その日に見せてくれたダンスがなかなかクオリティーが高く驚きました。
このパフォーマンスに関しては、私は一切指導していないのですが、勝手にみんなで集まって練習してかなり見ごたえあるものに仕上げてきてくれました。
そういうわけで、当日の曲目リストにいれました。
洲原MFのテーマは「花」だそうなので、結果的にとてもいい選曲になったかと思います。
⑤全員でPapurika
実は、この曲にグアテマラの子どもたちが出会ったのは、2021年度に新潟の小学校と初めて学校交流をした時でした。日本の子どもたちが素敵なダンスと歌をグアテマラの子どもたちに送ってくれて、それ以降グアテマラでも英語で歌えるように練習したんです。
英語の歌詞もとっても素敵ですぐにみんな覚えちゃいました。
そうして、今回のMusic Fesでも日本の皆さんにもなじみがあるPapurikaをライブでお届けしたいと思いました。
しかも、今回はご寄付いただいたピアニカの演奏もここでお披露目です!
ピアニカ演奏を一般公開するのは、初めてですので、私としてはとても楽しみにしていますし、子どもたちもここに向けて初めて触る鍵盤楽器の練習を本当に一生懸命やってきました。
パプリカの原曲に合わせたキーとリズムについていくには、なかなかハードルは高かったのですが、次第に弾けるように変化していく子どもたちを見るのは実に頼もしかったです。
その中で、ピアノに強い興味を持つ子供もいて、ついにはキーボードを買ってしまいました。
(サンティアゴにいる現役JICAボランティアさんがピアノがとってもできる方で、ご指導をお願いしました!)
今では、あの曲を弾きたい、この曲やりたいと夢がたくさん生まれつつあります。
さらに、今回は初めて歌にダンスもつけます。
振付指導は、Youtube先生と私。
体を動かすと、心もほぐれて、練習を重ねる中でたくさんの笑顔が生まれました。
こんな感じのラインナップでお届け予定です。
いつも通り、はじめとおわりのあいさつは、リセちゃんです。
あとは、会場の飾りつけどうする?
とみんなに聞くと、あーだこーだといろいろ案が出てきたので、材料を買うお金だけ渡して、「あと任せた!」とすべて丸投げ。
その結果、こんな会場が出来上がりました。
いい感じ!
あ~、無事にコンサートうまくいきますように!!
終わったら、カレーをごちそうする予定です。
どうなるかな。
わくわく
どきどき。