今年も1年の最後に最も心温まるイベント「クリスマスコンサートを」を開催することができました。ネットトラブルなどもあり、やっぱり今年もハラハラしましたが、地球の裏側から日本の皆さんへ心を込めてお届けする音楽を披露でき、本当にうれしく思いました。
やっぱりこのコンサートの醍醐味はライブで同時間に見ていただくことですが、見られなかった方向けに、そして自分自身の記録としてブログで簡単にレポートさせていただきたいと思います!
1.アカデミア100塾生による「Silent Night, Holy Night」
鍵盤楽器など扱ったことのない子供たちが、日本の皆さんから寄付していただいたピアニカを使って、そして、リコーダーも併せて、曲を演奏しました。指導者がいない中、練習動画だけを頼りに、スタッフのみんなも一生懸命指導してくれて作り上げた一曲。数日前のリハーサルでは、ずれにずれまくっていたのですが、最後の追い込みでかなりレベルを上げ、本番ではとても美しいハーモニーを届けてくれました!小学4~6年生22名と4名のスタッフを大変誇りに感じました!
2. Feliz Navidad (スペイン語でメリークリスマス)
小学6年生6人女子によるダンスパフォーマンス。ここで一回目のネットトラブル。
完全にフリーズして全く動きが見えない!!
なんとか祈りに祈って、ちょっとずつネットも回復。
後半は、ちゃんと動きや顔も確認できるほどになり、6人のかわいらしい踊りと、一生懸命な姿がとっても愛らしく、視聴者の心をわしづかみにしてくれました。
なによりすごいのが、この演目は100%子どもたちで仕上げたことです。
私自身、正直このグループの相手をしてあげる時間がなかったので、当初はすでにみんなが英語プログラムでやった「ドレミの歌」を歌わせようとしていました。
すると、子供たちのほうから別の曲がいいと言ってきたので、信じて任せてみました。
イベとロリーという2名をリーダーに任命すると、本当に二人はよくやってくれて、自分たちで練習日を決めて、何度も繰り返しやっていたようです。
ここから始まる彼女たちとの3年間が、本当に楽しみになりました。
3. Last Christmas
今年から結成されたギターサークル。
マヌエルが先生となり、助成金で購入させていただいたギターを使って、5月ごろから初心者のマグダレーナ、ガスパル、リディアは楽しく、そして一生懸命練習してきました。
8月ごろにはマヌエルはもうすでに今年のクリスマスの曲はこれでいこう!と提案してくれて、そこからコツコツ、コツコツ、練習してきました。
そもそもこのコンサートは、マヌエルのケータイ電話代を集めるために考えられた行事。
そんなマヌエルと、今年も一緒にこのコンサートを作ることができたこと、とてもうれしく思いました。
歌を歌ったエイミーとアンヘラのパフォーマンスもすばらしかった!
ぎりぎりまで振り付けなどなかったのに、当日は完ぺきな踊りも入れて、仕上げてきたところに底力を感じました。笑
聞いていても、見ていても楽しいパフォーマンスでした!
4.All I want for Christmas is you
2022年に行った第一回目のコンサートでは、マリアロサが歌姫でした。当時は、人前で歌うことに抵抗を感じていたマリアですが、こうしてコンサートの経験を通して、殻を破り、3度目となるコンサートでは、歌って踊る、最高のパフォーマンスをリセとアンヘラとともに披露してくれました。
3年目の彼女は、自分に自信も出てきたようで、アイドルになりきって、パフォーマンスしていた姿にこの3年間の成長を感じ、感動しました。
そして、単純に、純粋に、この3人娘がかわいすぎた。
胸がキュンキュンする演目で、日本の皆さんを楽しませてくれました!
できれば、またこのチームで別の曲でもうやってほしいなと思います。
5.レティシアによるお仕事紹介
ビーズ手芸が趣味でもあり仕事でもあるレティシア。
彼女は本当に働き者で、家計を助けるために毎日勉強と仕事を本当に一生懸命しています。
そんな彼女が誇りをもっている自分の仕事、ビーズ手芸。
中でも、「亀さんビーズ」は彼女の得意とするもので、自分がどうやって工夫しながら制作しているのかを教えてくれました。
実際に、針と糸でつくっているところも実演をしてもらい、大変興味深かったです。
今後、彼女の商品を日本の方へ届けられるような活動もしてみたいなと思いました。
本当に、かわいい商品なんですよ!
後半へつづく。