どうして何度も何度も大切なことを忘れてしまうんだろうか。
あんなに、「ありがとう」と思ったことも
あんなに、「信じているよ」と言ってもらったことも
どうして、いつの間にか忘れて、また一人孤独な気持ちになってしまうんだろう。
応援してくれている人、
信じてそばにいてくれる人、
何も言わずに祈っていてくれている人、
そんな人が、確かに、確かにいたはずなのに、
どうして、そのことを忘れて過去を恨んでしまったり、
未来を怖がってしまったり、
今から逃げる言い訳を探そうとしてしまうのだろう。
今日は、NPO幸縁の役員ミーティングで再び我々が目指したい社会を語り合ったり、
団体が掲げるビジョン、そしてミッションについて言葉にして伝え合いました。
その中で、副代表のアルマンドさんとはやっぱり目指している方向が同じであることを再確認できたし、グアテマラ人の彼の視点から見える気づきから、私も学ぶことがありました。
こんな同志が自分の人生にいる心強さよ。
それをどうして、忘れていたんだろう。
そして、私が理事に引き入れた主婦ののぞみさん、
「私には、はっきりいってグアテマラに対するビジョンもミッションもわいてこない。私がここにいるのは、ただただ咲さんを支えたい、ただそれだけの思いだけ。」
最近は、あわただしさの中で少し心が不感症になっていて、心が動くということがあまりなかったのですが、のぞみさんのこの言葉は、私の心に大きなパンチを食らわし、頭が目覚めた気がしました。
そうだ、そうじゃないか。
私を信じて、
里親さんになってくださった方
ネットサポーターになってくださった方、
正会員になってくださった方、
クラファンに協力してくださった方、
そんな人たちが、この1年で本当にたくさんいたんじゃないか。
最近の私は、やらない理由、やれない言い訳をいつも探して、いろいろとやりきれない自分をごまかしていました。
なにやってんじゃ!!
自分をぶん殴りたくなりました。
今は、自己資金を得るためにもどうしても時間を別のところへ使わなければいけなくなっていますが、やっぱりなぜ私はこの活動を始めたのかという原点は、忙しさの中でも忘れたくない。
そして、この活動を通して、どんな社会をつくっていきたいのかを、何度でも同志と再確認して、励まし合っていきたいきたい。
人間って、何度でも忘れてしまう。
だから、何度でも思い出したい。
自分が何者なのか。
自分に与えられている使命は何なのか。
後世にどんな魂を残して死んでいきたいのか。
何度でも、帰るんだ、
原点へ。