今日は、自分の勤務校で1時間、約270名の生徒に向けてお話をさせてもらいました。
はやり、人間というものは「目の前の人」に一番エネルギーを燃やせる生き物。
これまでもオンラインでいろんな学校の生徒にグアテマラの話をさせてもらいました。
でも、やっぱり今回は自分の関わっている生徒たち。
いつもはだいたい同じ内容で、同じ教材でやってきましたが、
今日の講演会では、今日のためだけに作った資料で、私が一番今目の前の子どもたちに伝えたい想いがつたわるようにと考えて準備しました。
オフラインで270名の前で話をするのは、思えば久しぶりで、少々緊張もしましたが、一度始まってからは私の心はon fire.
想いがあふれる。
胸が熱くなる。
温かい気持ちになる。
でも、確かに強さが心に宿る。
講演会が終わった後は、自分の心がほかほかしていて、自分の心が燃やされたことを感じました。
最近は、どうも忙しさを理由にできない自分を正当化していましたが、本当は忙しいからできないんじゃない。心が燃え切っていなかったんだ。
心が燃えてもえていれば、疲れなんて感じないんだ。
今日は、そのことを思い出しました。
最近、稲盛和夫の「生き方」(サンマーク出版)を読んでいます。
そこに、「毎日ど真剣に生きねばならない」と書いてあり、ぐさっときました。
私は、まだまだ真剣に生きれていない。
ど真剣に、愚直に、人にばかにされるほど、ど真面目に、
そうやって生きた先に、咲く花は何色をしているのか、どんな香りがするのか、
現世で、私はその花を見られないかもしれないけれども、
自分が置かれた場所で、自分の命を燃やし、後世に一輪の花を残して、この世を去りたい。
今日は、久しぶりに自分の心に眠っている魂に触れられた気がしました。
このエネルギーを引き出してくれたのは、私の目の前にいた270名の子どもたちだったと思います。
人間は目の前の人にこそ一番真心を尽くせる生き物。
だから、やっぱり置かれた場所で、咲きなさい。