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「英語」という扉から

今年一番の感動を今、味わっています。

6名の子どもたちは、「英語」という扉で新しい世界に足をふみいれました。

 

新潟の小学校との交流会。

日本の子どもたちの英語によるすばらしい発表数々を、グアテマラの子どもたちはきらっきらした顔で聞いていました。

日本の子どもたちは、1人1台のタブレットで次々といろいろな写真を見せてくれたり、体を張ってスポーツを紹介してくれたり、あやとりを見せてくれり、最後にはキレッキレのダンスを披露してくれて、グアテマラの子どもたちはもうずっと興奮状態でした。


BTSの歌を歌ったRちゃんは、さっそく日本のBTSファンの子どもとお友だちになっていて、BTSグッズを見せてもらってキャーキャー言っていました。

私は、子どもたちのそんな感動一杯の表情を見ていたら、
選択肢の少ないこの村の環境の中で、
彼らが自分たちの努力で、新たな世界に踏み込むことができたんだと思えて、
何度も胸がいっぱいになり、目頭が熱くなりました。
今年一番の感動でした。

 

会が終わってから、子どもたちの感想を聞きみると、

「日本って、すごい!!」

「全部最高だった!」

と、キラキラの顔で言っていました。

 

英語を通して、新しい世界を知った子どもたち。

心の奥ではどんなことを思ったのだろう。

 

日本には、全く別の世界があると知って、何を感じたんだろう。

私は少しだけ、(もしかして、日本の学校を知ったことで、自分たちの教育環境についてさらにがっかりさせてしまったのではないだろうか…。)という考えが浮かんできました。

 

でも、彼らの顔を見る限り、そんなことよりも新しい世界に触れたことに興奮しているように私には見えました。

このような機会をグアテマラの子どもたちに与えてくださった日本の先生に心からの感謝しを送りたいです。

最後に子どもたちに言ったんです。

「英語」を学んでいなかったら、こんな機会もなかったよね。

あなたたちが2か月間頑張ったからこそ得られたチャンスだよ。

これから先もっと英語ができたら、あなたたちの未来でより大きなチャンスが待っている。

このプログラムは終わるけど、勉強はいつまでも続けられる。

だから、学び続けなさい!

 

ニコニコしながら、子どもたちは私のこどばを聞いていました。

このプログラムはいったん今週で終わります。でも、あまりに子どもたちから英語を学び続けたいという思いが伝わってくるので、私の方でも何かしらそういう機会を継続的に与えられる方法を探してみたいと思います。

 

昨日は、緊張とプレッシャーで食欲なく、夕飯スキップして寝ましたが、

今日も、感動でおなかが減りません。

 

明日は久々に早起きしなくていい日なので、もう少しゆっくりと感動に浸ってから、何か口に入れて、胸いっぱいのままベッドに倒れこもうと思います。