ラゴ(湖)まわりの探検、行ってきました。
今日は、私の任地にあるアティトラン湖の周りにある村をいくつか紹介します。
まず、湖まわりで一番の観光地
パナハッチェル
ここには、もう何度も来ていますが、今回初めて行ったのが、古着市。
消防署前に、ずら~っと中古の民族衣装、布などが並びます。週に2回この古着市をやっているそうで、今回初めて行くことができました。
グアテマラの民族衣装ウィピルのデザインは、村ごとに違ってとても面白いんです。
この古着市では、全国のウィピルが集まっていて、初めて見るデザインなんかもありました。
全く買うつもりではなかったけれど、あまりに安いもんだから一着買っちゃった。
ここパナハチェルには、人気の日本食レストランがありまして、この日はここへも行きました。
私は、すうどんをたのんだんですが、
いや~、
しみたぁ~。
つゆがね~
体にしみ込んだのよ~。
自分が日本人だと再確認するひと時でした。
この日は、特別に「天むす」も売っていて、食べちゃったよ。
いやぁ~、
米がね~
のりがね~
しみるんですよ~
幸せをごちそうさまでした。
続いて、
サンタカタリナ
この村は、パナハチェルから車で10分くらいで行ける場所。
別の小学校隊員が活動している場所で一度は行ってみたかったのです。
小さい村ですが、家が密着していて人口密度が高いように感じました。
この日はちょうどこの村のお祭りがあり、たくさんの人でにぎわっていましたよ。
クイズ。
この上には、なにがあるでしょう?
正解は・・・。
移動観覧車!
これを支えているのがちっちゃな木材。
なんてスリリング!
グアテマラでは祭りの時には、こういった移動遊園地がたてられます。
私も、このタイプの観覧車アンティグアで乗ったんですが、結構えげつないです。
しかし、おもしろい経験にはなるはずなので、よかったらどうぞ。笑
この村から見える湖も、きれいだったなぁ~。
特にこの日は夕日がとってもきれいで、一緒に行ったと人たちとこの眺めを楽しんでいました。
グアテマラ、来たくなってきたでしょ?
そして、また別の日
サンタクルス
という村へNちゃんと初上陸。
何も情報がない私たちは、間違えて村があるひとつ前の桟橋で降りてしまった。
でも、これがまたおもしろい冒険を生み出した。
この村、すっごくきれいで大きな豪邸が所々に。
おそらく湖に魅了された外国人の別荘なんだと思う。
ちょっと別世界でした。
村へ出るために、とにかく歩く。
すると、なんだか素敵なハイキングコースが。
子ども心がうずめくハイキングでした。
そして、ようやく村へたどり着く。
ここには、より一層ピュアなマヤ文化が残っているようで、家も日干しれんがでできていたり、人々のそこまで外人慣れしていないようで、ほかの村とはちょっと雰囲気が違いました。
結構高い場所にあり、この村から湖が一望できます。
すてきな場所でした。
最後に
サンマルコス
ここに行くのは、私は2回目。
前回、寿司巻きを手伝わせてもらった日本食レストランでごはん。
これまたしみた~。
日本食はうますぎます。
初めてトライしたのが、移動牛乳販売。
こちら。
「ミルクはいらんかね~」とヤギさんを引き連れるおっちゃん。
殺菌など何もしないでそのまま飲むのは若干こわくも思いましたが、自分の好奇心が勝ち、一杯注文!
おっちゃんその場で、お乳を搾り、しまいには泡立ちミルクが残り、見た目もよろしく差し出してくれた。
さて、お味は?
うん、まずくない。
いや、結構いける。
日本でよく飲む牛乳のちょっと薄いバージョンみたいな感じでした。
一口味見できればいいかなって思いましたが、結局全部飲み干した。
今回も、同期隊員のNちゃんと村々を回ったんですが、強く感じたことがあります。
「1人より2人のほうができることが多い」
ということ。
見知らぬ村というのは、やっぱり少し「こわい」という感覚があります。
でも、2人なら「もうちょっと先まで行ってみる?」とかいって、ずんずん探検できる。
これが、もし1人だったら?って考えると、「まぁ、ここらへんにしておこう」と折り返すところも、2人なら冒険してみたくなる。
仲間がいるって、こんなに心強いんだなぁ~。
なんでも1人でやっちゃいがちな自分ですが、仲間をつくって、仲間と生きることができたらもっともっと大きな力がうまれるんだろうね。
当たり前だけれど、大切なことを実感できた時間でした。