心と会話

なぜゆえ、こんなにビビってるのか。

「僕も海外の貧しい人を救いたい!」

 

と熱く言ってきた青年に、マザーテレサはこう言った。

 

 

「日本にも、日本のカルカッタがあります。」

 

 

いつこの言葉を聞いたのかは、覚えていないけれど、ずっと自分の中に引っかかっていた言葉だ。

 

 

 

「置かれた場所で咲きなさい」

 

渡辺和子の本が好きで、これを自分のモットーにしようと思った。

 

 

 

Think Globally,Act Locally.

 

この文字が書かれた看板を見たとき、正に自分へのメッセージだと思ってその前でしばらく固まった自分。

 

 

 

思い返せば、自分の人生のいろんな場面で、

 

Love your neighbors.

 

 

という、「まずは、身近な人から幸せに」というメッセージを受けとってきた。

 

にもかかわらず、私は地球の裏側のことばかり考えている。

 

 

 

この矛盾を直視したくなくて、

 

それはそれ、

 

これはこれ,

 

と思ってやりすごしてきた。

 

 

 

でも、やっぱりいつもここへたどり着く。

 

結局、自分の家族や友人、近くにいる人を幸せにできない自分だったら、どこに行って、何したって、それは私の中の真実ではなく、自分の満足のためにやっていることになると思った。

 

 

 

だから、ちゃんと自分のまわりからはじめること、そうやって生きていくスタイルを選ぼうと思った。

 

 

じゃぁ、何するのかって?

 

 

私は、自分が住んでいる地元の町にもっと貢献していく。

 

 

今まで、地元ダサい。つまんない。

 

って思って生きてきたけど、ここには切っても切れない自分のルーツがあり、

 

家族がいて、

 

友人がいて、

 

未来をたくしていく、次世代のこどもたちがいる。

 

SNSで発信して、協力者を募らなくとも、もっと身近なところから発信していけばいいじゃないかって、思うようになった。

 

 

だから,自分の活動ももっとここ地元で発信していきたい。

 

そうだ!

 

それが、自分が置かれた場所で咲くということなんだ!

 

Think Globally,Act Locally.

 

を自分の体張って、この田舎で体現化するのじゃ!

 

 

 

そんな風に心は燃えていたのに、

 

なんなんだ?

 

やる気が出ないのは。

 

 

また口だけか?

 

 

 

 

 

いやいや、想いはあるのよ。

 

情熱もあるのよ。

 

 

 

でも、ビビってるのは、

 

やっぱりここは自分にとっては特別だから。

 

簡単にやれない。

 

 

 

大切なことって、一番身近な家族や恋人に言うことが一番難しかったりするじゃない?

 

 

 

それと一緒で、自分の故郷はここしかないから、ここで失敗したら、やり直しできないだとか、

 

町の人から理解されなかったらどうしようだとか、

 

居場所なくなるだとか、

 

 

 

なんか変な想像ばかりが膨らんで、

 

行動する気になれない。

 

 

 

想像するだけで、なんか恐ろしい。

 

困ったなぁ。

 

 

 

 

でも、口だけの自分にはなりたくないし、ダサいし、

 

そんなのは嫌だ。

 

 

 

なのに、一方で心の奥の自分は、

 

(このまま何もせず、のんびり平穏に生きていこうよ〜。)

 

なーんて、誘惑してくる。

 

 

現状維持が一番安全!!

 

と自分の中で人生防衛隊が必死にブレーキかけてくる。

 

 

 

 

すんません。

 

もうちょっとだけ、うじうじさせてください。

 

 

 

もう少ししたら、自分の中の人生突撃隊が参上してくるはず。

 

その、突撃命令出すのは、自分しかいないんだけどね。

 

 

 

 

何年ぶりかで、家の田植えを手伝った。

(20年ぶりくらいか?)

 

 

地元もいいところあるよなーって思ってきた今日この頃。

 

 

ここにもたくさんの幸せがあり、人々の苦労もある。

 

 

私は、ここの一員として、行動する人であろうと思う。