心と会話

「これだ!」の基準

たくさんのお花たちがかわいく咲いていて、外を歩くだけでウキウキする季節ですね。

 

そんな中、私の頭の中は、最近悩ましい・・。

 

結局、グアテマラという国へ恩返しするために、教育分野で貢献したいという思いだけはあるのですが、どんな形が一番いいのか、それを考えすぎてちょっとわかんなくなってきました。

 

私から見るグアテマラの子どもたちの学力が上がらない理由は、大きく2つあると思っています。

①経済的、家庭的理由から、学校へ通えない。

②学校の現教員の指導力(学力&指導技術)が低く、学校へ通っても結局学べない。

 

この現状を少しでも、よい方向へ変えていく働きをしたいと思って、いろいろ頭の中でぐるぐる考えています。

 

 

そのための策として、2年前から考えていたことは「特待生向けの奨学制度をつくる」ということ。

 

グアテマラの子どもの中には、学力面や思考力の面で、ひと際輝く原石に出会えることがあります。そういう子どもたちに奨学制度をつくって学ぶ環境を整えてあげることで、将来自分の村でリーダー的存在となり、多くの人へ良い影響を与えたり、自分たちの問題を自分たちで解決していくことができる姿に近づけると考えました。

 

でも、この案は、ものすごく時間とお金がかかって、それに見合う社会的インパクトというものは小さいのかもしれない・・・。と考えるようになりました。

 

また、自分はずっと日本からの寄付でプロジェクトを起こす寄付型を考えていたのですが、もしかしてグアテマラ国内で完結できるようなビジネス型という可能性もあるのでは?と自分の中でパラダイムシフトが起こりました。

 

そこで考えたのが、教員養成大学にいる大学生と地方にいる学習者のオンラインマッチング塾。

教員の卵たちをトレーニングして、教師としての経験と技術を積むいい機会になると思ったし、相手が学校ではなかなか学べないような子どもたちなら、一鳥二石!

 

と思ったけど、

どうマネタイズするの?

どうやってネット環境つくるの?

どうやって大学生指導するの?

 

いろいろ穴だらけ。

 

で、もう一つの案は、現教員が指導内容を理解できるように動画教材を作ってオンライン上で閲覧できるプラットフォームをつくること。

 

ザ・N●KforSchoolグアテマラVer.

 

みたいな。

 

でも、そもそもグアテマラではネットで広める方法は、まだまだ難しいんだった。

 

スマホをもっている人は多いけれど、無制限で使える契約をしている人や、wifiが家にある人も多くないから、動画なんて見られないいや。

 

 

あ~~、もう何が一番いいのか、わかんなくなってきた。

 

そもそも、私、なにがしたいんだっけ?

 

なんか、考えすぎてわらんなくなって、心の友、なつきさんに電話。

 

 

「なんかむずかしいことは、よくわかんないけど、一番さきさんの心が熱をもてることでいいんじゃないの?そうやって熱が入っている時のさきさんは、本当にパワーがあるし、そんなさきさんに人はついていきたいと思うよ。」

 

と言われた。

 

はっ!!

 

そうか。

 

結局、それが基準でいいのか?

 

 

社会的に何が正しくって、何がより良くって、何が一番効果的か・・・。

 

そんなことばかり考えていた最近の私の脳内。

 

でも、その前に一番は、

 

「自分のパッションはどこにあるのか?」

 

ということから始めなければ、この先が見えない世界に飛びこむことなんて、できっこない。

 

「これだ!」

 

と思えるもの。

 

きっとそれは自分の中にありそうだ。

 

何を選ぶかの基準は、自分の中の熱が一番はいるもの。

 

そんな決め方でいいのかもしれない。

 

 

 

 

 

お部屋の中のグアテマラシリーズ。

 

お人形のビーズピアス。リセのママが作ってくれました。