心と会話

ないものねだりに終わりはあるのか

人間は、いつまでもどこまでもないものねだりをする生き物なのだと、自分自身を通して思う。

 
日本にいればグアテマラが恋しくなり、
 
グアテマラにいれば日本が恋しくなる。
 
 
仕事がなければ、働けることに憧れ、
 
仕事に追われたら、暇が恋しい。
 
 
 
私のこの欲も、ただのないものねだりなのか。
 
自分にもたくさんのものが与えられているはずなのに、もっているものではなく、もっていないものに目が行くのはなぜだろう。
 
隣の芝が青く見える。
きっと自分の芝も素敵なはずなのだが。
 
 
でも、今はやっぱりグアテマラが恋しいのだ。
あの不条理な世界が。
あの不便な環境が。