終わりが見えてきたことで、いつもの行動に少しの変化があった1週間。
1、日本語を教えてきた女の子とのお別れの準備
先日の授業でついに2年生の漢字の小テストをすべてやり終えた。
私が行った時には、十分復習してあって、スラスラと難しい漢字も書いていく。
書くだけではなくて、意味も覚えている。
この子、本当にすごい。
その姿に私は涙が出そうになる。
彼女は、私が去った後も勉強を続けたいと言っていて、どうにか続けていく方法を考えているところ。
で、彼女にしてあげられることもわずかなので、漢字カードを1年生、2年生分作りました。
私がいなくなった後もこのカードで復習できるかな?
1年半の間、週1回は必ず行ってきたプライベート日本語クラス。
彼女と、彼女との家族との別れが一番泣いちゃうかも。
2、お休みしていた刺繍再開
刺繍が上手な先生に教わりながら始めた刺繍。
1つ目の作品は、最後の30%くらいお願いしちゃったけど、完成しました!
なかなか素敵でしょ?
そして、大好きだった任地の自然を書道と刺繍で残そうとひらめいたのが、これ。
と文字を写したところまではいいものの…
ここでなんかやる気がなくなって、3ヶ月放置。
帰国まで1ヶ月となった今、いい加減今やらないと永久に完成しない!
と思い、3ヶ月ぶりに刺繍再開。
一人ではやる気にならないので、先生のお家で一緒にチクチク。
こうなったら最高の作品にしてやるぜ!
3、数ヶ月ぶりに読書
こちらも数ヶ月間読みかけでほかっていた本。
内容がなかなか深い本なので、なんかボケーっと過ごしていたここ数ヶ月はとてもこれらの本を読む気にならなかった。
でも、帰国が迫ってきて、もう一回自分の心と深く向かい合いたいなと思ったら、また本に手が伸びました。
『ニューアース』エックハルト トール著
は、一回読んでみたものの、内容が難しくて、あまり頭に入らなかった。
でも、ここに何かしら今の私に必要なものが書かれていることは確かで、今もう一回始めから読んでいるところ。
やっぱり難しいけれど、自分と向き合ういい機会になっています。
帰国して、何が起こるかわからない。
この先、また苦しいことも、胸が張り裂けそうになること、もがくこと、いろいろありんだろうけれど、この本にあるように
「今に在る」
ってことができたなら、私はどこにいても何をしても何が起こってもきっと満たされた心で生きていけるんだろうなと思ったり。