この前、友だちとの会話の中で、自分の得意なこと、不得意なことを話していました。
「サキさんの、不得意なことってなんですか?」
私、「えーと・・・。そうだなぁ・・・。」
その時、私は自分の不得意なことが答えられませんでした。
私は、何かずば抜けてできるわけでもないんですが、反対にすごく苦手なもの、できないことってあまりなくって、たいていのことは、平均より少し上あたりのレベルまで難なくできてしまう。
それが、昔は「つまんない人間。」って思って、嫌でした。
その時は、あまりうまく答えられずに終わったんですが、そのあともいろいろ
(自分の苦手分野ってなんだろう??)
って考えていて、一つみつけた!
それは、恋愛分野!
初めてだれかと「付き合う」という経験をしたとき、
あ~~、こりゃだめだ!
って思ったのです。笑
そこから、彼氏というものをつくるのも嫌になって、気付いたらこんな年に!!
ですから、誰かから恋愛の相談を受けてもなにもいいアドバイスとかできなくって・・・。
すんません。
でも、恋愛が苦手分野とか、なんかかわいくていいよね。
(あ、恋愛下手で得するのは、同性からライバル視されないので、女グループのネチネチに巻き込まれない点です!)
さて、実はここまでは前振りで、本題はここから。
恋愛下手のセニョリータが今日は、世間の恋愛について語ります!
そのため、ぜひ参考にしないでください。
最近、何かしらネットを開くと
「バレンタイン特集」
的な広告が飛び込んでくる。
あ~、いまごろ日本のお店はバレンタイングッズがいっぱい並んでいるんだろうなぁ~。
なんか、そういう行事ごとにかこつけて多くの企業が売り上げをあげようと頑張っているんだなぁ~。
とか考えていました。
ここグアテマラでも、2月14日はDia de Cariño (愛の日)といって、一応お祝いしていますが、去年の記憶では学校でそれにちなんで何か少しやっていたくらいで、日本のほど社会全体でバレンタインデーに向けてそわそわする感じもなかった気がします。
ここでは、クリスマスやお正月、こっちでの行事でもある死者の日だって、たいして社会から
「これ買う時期だよ~~」
とプレッシャーを受けない気がします。
なんでだろう??
って思ったんですが、一つはここにスーパーマーケットがないということかなと。
日本では、スーパーで日常的なものを買うのが当たり前ですが、ここには市場や小さなお店しかなく、そこに売っているものはその時期に収穫できるものが需要と関係なく置かれています。笑
ってことで、「客に○○買わせるぞ!!」という戦略とか一切ないんですよね。
でも、一方日本のスーパーでは、広告も、飾りつけも、その時々の時期に合わせ、客の気分をのらせて
「そういえばそろそろ○○の時期だし、うちも○○買うか~。」
みたいな戦略がいっぱい!
で、特に日本ってそういった社会の空気に流されて動きやすい集団だと私は思っていて、このバレンタインでも多くの人がこの流れの中で、いろんなものを買って、誰かにプレゼントとかするんだろうなぁってなんか考えていたんですよね。
私は、その風習を否定したいわけではないんです。
でも、なんかちょっと違和感を感じるんですよね。
「愛を伝える」
って、大切にしたいこと。
だったらさ、それが自分にとって尊いものだとするならば、社会のながれで伝えるんじゃなくって、自分のタイミングで伝えたほうがいいと思うのです。
告白したいなら、思いがあふれたときに、
付き合っている人に対してなら、心の中で改めて深い愛を感じたときに、
友達に対してなら、ふとその子のことが頭に浮かんだ時に・・・。
その時ふわっと浮き上がった心にいつも素直にしたがって動いている自分であるならば、バレンタインの日なんて待つ必要なくないですか??
2月14日を機会に、いつも言えない感謝とか愛を伝えるのはいいと思います。
でも、
「あ~、そろそろバレンタインか~。今年もなんかいいものあげないとなぁ。」
とか、その風習から義務感やプレッシャーを感じながら行動するのって、変な話で。
私だったら、
「今日は、別に何でもない日だけどさ、ふとサキのことが頭に浮かんで、これあげたくなった。ほれっ。」
と、たけのこの里でも買ってくれた方が、よっぽどきゅんってすると思いますね。
グアテマラに来て、日本のいろんな常識ってものが、リセットされた今、改めて自分の中の常識を作りかえています。
そのなかで、バレンタインについておもった恋愛下手が語ったお話でした。
ちゃんちゃん。
つぶやき
花は、自分のこと見えないのに、お化粧もしないのに、なんて美しいんだろうね〜
どんだけ気持ちよさそうに寝るにゃん!?